乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

優雅

2011年08月12日 09時54分00秒 | 日記
今日は大掃除をして家の中も心の中もピッカピッカになり爽快な気分だ。

買い物をし、お友達と電話でお話をしたら、もっとピッかピッカに輝いている。

何故か心が弾む。  

長閑な夕暮れどき、裏のディック(濡れ縁)に出て今度は一寸お洒落をしてみた

くなった。

空はあくまでも澄み、天高く聳えた白樺がそよ風に揺れている。

さあ~て、マニキュアでもしてみよう、そしてパドキュアもだ。

明後日は孫たちがやって来る。

おばあちゃん綺麗! と言って喜ぶ顔が浮かぶ。

その反面でふと、父の顔が浮かんできた。

余りにも空が澄んでいるので天空から父が見ている様な錯覚さえ起こる。

“この、コッザカナシ”と言う声が聞こえそうだ。

福島の昔の方言で“くだらない”とでも言う意味だったのだろうか。

良くそう言って叱られた。

戦後パーマネントが流行りだした頃、長姉が初めてパーマをかけて来た。

食事に集まるのに姉は父の眼を誤魔化すために手拭いを被った儘座った。

それを見逃す父では無く勿論すごく叱られていた。

私は父の存命中に訪日する時はイヤリングを外して帰ったものだ。

ましてや爪を染たりしたらなんと言って叱ったのだろうか。

父の影響か、私は万年幼稚園児の様なオカッパで一生終わる事になりそうだ。

天からの父の眼を感じながらも、ネィルを染めながら優雅な気分に浸った

夕暮れどきでした。

今度父の傍に行く時は、爪に今はやりのデザインでも描いて行こうかしら。

あっはっはーー。