カフェ・クネーゼル シュトゥデンテンクス(Café Knöse) :ドイツハイデルベルクの素敵なチョコレート

2011年02月27日 | 人生は食である。
ドイツハイデルベルクは、ドイツ連邦共和国の南西部にある古い街です。ドイツで最も古い大学ループレヒト=カールス大学で知られ、世界中の数多くの観光客や学者を惹きつけているとのことです。日本においては、ロマンチック街道の北の出発点と表現した方がわかりやすいと思います。(もちろん、行ったことはありませんが)

このハイデルベルクにある、古く有名な Café Knöse はチョコレートHeidelberger Studentenkuss で有名なカフェホテルです。カフェの店主が交流を認められない男女大学生へ、気持ちを伝えるために キッスシルエットのチョコレートを作ったというロマンスに満ちたお店です(行ったことはありませんが)

赤の箱に黒く男女の学生がキスをするシルエットは、かなりインパクトのある包装です。中のチョコはちょっとびっくりするような大きさですが、「上質なワッフルにヌガーチョコとプラリーヌをのせて、セミスイートチョコで包んだ」という、いわばチョコレートクッキーのようなものですので、さくっといただくことが出来ます。

このチョコは今年(2011年)のバレンタインデーの阪神百貨店の特選チョコレートの一つでしたので、ハイデルブルクに行ったことの無い私も、いただくことが出来ました。既に日本国内では手に入らないのではないかと思います。

ドイツ、ロマンチック街道、ハイデルベルグに行くのなら、こんなしゃれたお土産を好きな人のために持って帰っていらっしゃい。




2010年日本の広告費

2011年02月24日 | 誰が日本の広告を変えていくのか
写真は2月23日(富士山の日)の富士山

2011年2月22日に電通が2010年の日本の広告費を発表しましたので例年に準じてあげることにします。

        総額      前年比   
全体     58,427億円   98.7%  -795億円
新聞      6,396億円   94.9%  -343億円
テレビ    17,321億円  101.1%   182億円
雑誌      2,733億円   90.1%  -301億円
ネット媒体費  6,077億円  111.5%   629億円

<ネット媒体費内訳>
ディスプレイ    4,042億円 108.1% 304億円
(PC)リスティング 2,035億円 119.0% 325億円


なお、ネット広告は「ネット媒体費」を従前からあげておりますのが、これは、ネット制作費(2010年度は1,670億円、前年比103.0%)のなかにwebサイトの制作費が含まれているからで、Payed Mediaの市場とOwned Media市場が混在するという判断から、少なめに出る数値を使っています。
ネット制作費を含めた、インターネット広告費は7,747億円で前年比109.6%と新聞広告費を大きく上回っています(120%以上)。

ラジオ広告費も従前から上げておりませんのは、市場的にサイズ自体が小さくなり、縮小傾向であるからです。(ラジオ1,299億円、前年比94.8%。)
逆に、2010年は衛星メディア関連広告費が前年比110.6%の784億円となってきていますので、地上波完全デジタル化以降のテレビ広告市場を見ていくためには、こちらを注意しなければならないかもしれません。


日本の国内総生産が年ベースで、3年ぶりにプラスに転じたように(エコポイントとかもろもろの財政支出があったとはいえ)、景気の底打ち感が感じられる最近ですが、広告市場も、前年比-1.3%で2011年以降上昇に転じる可能性を感じられる数字が出ているのは、業界のリーダーである電通の「不透明ながらも頑張りたい」という意気込みが感じられることであります。

さて、本年少し視点を変えて、主要4媒体(新聞+テレビ+雑誌+ネット)の市場規模について考えてみたいと思います。

続きはこちらで、brains connective web

JR西日本大阪駅:117系新快速のヘッドマーク。

2011年02月24日 | 人生は旅である。
昨日夕方から東京で仕事がありましたので、新宿からの夜行バス「プレミアム
中央ドリーム1号」で帰阪しました。ちなみに、新宿のJR高速バス乗り場は、サイトでは、新南口と表記されていますが、どちらかというと東南口から出た方が近いようです。いずれにしても、新宿駅は大工事中で構内表示がわかりにくくなっていますので、ご乗車の際は新宿駅到着から乗車まで最低15分程度時間の余裕を持っていたほうが良いと思います。

バスは到着予定時刻から20分近く早く大阪駅桜橋口に到着しました。

さて、乗り換えようかなと、バス乗り場の横断歩道を渡ろうとした時に、右上方向へ目をやりますと、写真にある「新快速」の看板が目に入りました。

これは、なつかしの117系新快速のヘッドマークを模したものです。

117系が新快速として3代目の車両で、今は6代目の225系に切り替わりつつあります。そして、この大阪駅の大改装開業日は2011年5月4日となっています。写真にある大規模ドームの下を多くの人が行き交うことになる頃、環状線とバス乗り場に挟まれたほとんど人目につかないところに掲示されたこのヘッドマークはどうなるのかな?と少し心配してシャッターを切りました。

そのまま、忘れ去られたように残してもらえないかなあ。



JR昼行特急乗車時間ランキング:九州新幹線開通記念:2011年3月ダイヤ改正対応版

2011年02月16日 | 人生は旅である。
さて、九州新幹線が鹿児島中央まで開通して(2011年3月12日)新幹線の通らない地域でより早く旅客を送るという意味で、ますます昼行特急の役割は大きくなってきます。

先日オーシャンアロー25号に京都駅から乗って、和歌山に向かう時に終点の新宮までおおよそ4時間30分ほどかかる事を知って、現存のJR昼行特急って、どのくらい乗車時間があるのかなぁ、と疑問に思いましたので調べてみました。

乗車時間だけでなくいくつかランキングも上げておきます。

なお、乗車時間の基準に調べましたので、他のランキングは違うこともありそうなので、お含み置きください。


【乗車時間ランキング】
にちりんシーガイヤ7号(5:44)
オホーツク1号(5:25)
あずさ3号(5:04)
スーパー宗谷1号(4:59)
しなの9号(4:55)
オーシャンアロー25号(4:44)
九州横断特急8号(4:42)
しおかぜ21号(4:27)
南風1号(4:24)
スーパーひたち7号(4:23)
ひだ25号(4:14)
スーパーおおぞら3号(3:59)
いなほ1号(3:37)
南紀1号(3:30)
スーパー北斗2号(3:11)

見事、にちりんシーガイヤ7号が第一位であります。
この列車は、博多7:33発-宮崎空港13:17着、営業キロ411.5kmの特急です。


【走行営業キロランキング】
しなの9号(441.2km)
にちりんシーガイヤ7号(411.5km)
スーパー宗谷1号(396.2km)
オホーツク1号(374.5km)
スーパーひたち7号(366.5km)
ひだ25号(357.1km)
スーパーおおぞら3号(348.5km)
スーパー北斗2号(318.7km)
オーシャンアロー25号(315.5km)
しおかぜ21号(311.3km)
あずさ3号(295.2km)
南風1号(294.4km)
いなほ1号(273.0km)
九州横断特急8号(247.6km)
南紀1号(223.7km)

しなの9号は大阪発長野行きで、JR昼行特急では、最長距離を走るものとして、有名です。ちなみに、日本最長距離・乗車時間の列車は、ご存知「トワイライトエキスプレス」でありまして、上り札幌発大阪行きはなんと、1,508.5kmを約22時間45分かけて走ります。


【平均速度ランキング】
特急は早く走るのが使命ですが、今回は遅い順に並べてみます。ただし、今回調べた範囲ですので、もっと遅い特急があるかもしれません。

九州横断特急8号(52.7km/時)
あずさ3号(58.3km/時)
南紀1号(63.9km/時)
オーシャンアロー25号(66.7km/時)
南風1号(66.9km/時)
オホーツク1号(69.1km/時)
しおかぜ21号(70.0km/時)
にちりんシーガイヤ7号(71.8km/時)
いなほ1号(75.5km/時)
スーパー宗谷1号(79.5km/時)
スーパーひたち7号(83.6km/時)
ひだ25号(84.4km/時)
スーパーおおぞら3号(87.5km/時)
しなの9号(89.7km/時)
スーパー北斗2号(100.1km/時)


ここで、「九州横断特急」という列車名が現れます。こちらは、人吉-別府間247.6kmを4時間42分で結び、平均時速52.7km/時と、多分高速道路を車で走ったほうが早いだろうというほど、のんびりした特急であります。

そもそも「特急」という名前のついた特急は現在この「九州横断特急」だけです。


【のんびり旅ランキング】
さて、旅はのんびりと参りたいものです。ここで、以上の3つのランキングの結果から、総合得点を計算しました。3つの各ランキングの1位から15位までに1位には15ポイント、2位には14ポイント、以下15位の1ポイントで、それぞれの列車ごとに3つのポイントを足し合わせて、得点の多い順に並べたのが下のランキングです。「遅く」「長い距離」を「長時間かけて」走る特急ほど「のんびり旅」に向いているという考えであります。()内は総合得点です。


にちりんシーガイヤ7号(37)
オホーツク1号(36)
あずさ3号(32)
スーパー宗谷1号(31)
オーシャンアロー25号(29)
しなの9号(28)
九州横断特急8号(26)
しおかぜ21号(23)
スーパーひたち7号(22)
南風1号(22)
ひだ25号(19)
スーパーおおぞら3号(16)
南紀1号(16)
いなほ1号(13)
スーパー北斗2号(10)

さて、そろそろ春に向けて旅の楽しい季節になってきます。のんびりと特急の旅をお楽しみください。

海南ビッグひな壇:JR西日本きのくに線:海南駅

2011年02月15日 | 人生は旅である。
高さ:2.5m×幅:8m(11段飾り)のひな壇であります。

JR西日本きのくに線(紀勢本線)の海南駅構内は、海南市の物産・観光情報の発信基地です。ここに大きなひな壇にお雛様がたくさん飾られています。

まあ、大阪の風物詩でたとえて言えば、毎年の年末の第九演奏会のごとく、赤い毛氈(もうせん)になんと900体のお雛様で、歌声が聞こえるようです。

横に置かれた説明看板にはこう書かれています。

『ここに飾られている雛人形たちは、私たち紀州海南ひなめぐり実行委員会からの呼びかけに応じていただいた市民の皆様や市外、県外、遠くは横浜在住の方からご提供いただいたものと、「ビッグひな祭り」というイベントを20年以上にわたって続けている徳島県勝浦町から譲り受けたものです。
海南市と全国のお雛様の交流・競演をお楽しみください。』

お雛様は、子供の人生が良かれと思う親や祖父母の気持ちの表れだと思います。そこには、綿々と受け継がれる「ご縁」の流れがあるのです。

「無縁社会」といった言葉がテレビに流れている昨今ですが、こういった景色を見ると、私ははっきりと言えることがあります。

「私の今の生は、多くの縁に因ってあるのだ。」と。

ひな祭りの一時も、子供にかける愛情の何十倍も多くの愛情がわが身に降り注いでいることを、感じていたいものだと思います。