紅葉、楽しんでますか?

2009年11月29日 | 人生は花が必要。
門から外を見渡すと、朝日にモミジが輝いていました。

このヤマモミジは滋賀県は東近江市"永源寺"から苗をもらってきて植えたものだということです。

今年は山々の色づきも鮮やかに見える近畿地方です。

そちらは、どうですか?

永源寺のwebサイト

和歌山県海南市下津町塩津漁港:オーシャンアロー

2009年11月15日 | 人生は旅である。
高校生の頃から通算すると、かれこれ35年位鉄道写真を撮っている私ですが。

鉄道というものは、人生を運んでいるものだと思うのであります。
非日常性へ、私を運んでくれるもの、と言っても良いでしょうか。
生活しているこの場所から、異なる場所へ私を運んでくれるのが、列車であります。
そこで、私が注目しているのが、列車に乗り込む人の日常なのです。日常の景色ともいいましょうか。

土地土地の風景(日常)の中に列車を置くことによって、その土地に住まう方々を乗せて他の場所(非日常)へ運んでいくという鉄道の役割を表現しようと考えているわけであります。

このblogの一ジャンルであります「地下鉄路線の出口」という写真も、「ねぐらと仕事場」という異空間を結ぶ鉄道という機能を写真として切り取っていきたいためのものであります。

さて、今回ご紹介しますのが、和歌山県北部にあります、まことにのどかな漁村の風景です。

今日もはるかに見える、車両4両分ほどのトンネルとトンネルの間をオーシャンアロー号が通り過ぎてゆきます。列車に乗る旅人の目にはほんの一瞬の景色でありますが、そこに見える小さな集落にも多くの人生が今日も流れていくのであります。

人生を乗せた列車から、別の人生を見つめてみる。

それが、列車の旅の意義なのだと、私は思っています。



メーカー名 : RICOH
機種 : GR DIGITAL 2
露出時間 : 1/500秒
レンズF値 : F5.6
露出制御モード : プログラムAE
ISO感度 : 100


広告会社は、広告探しの旅に出る。【青年は荒野をめざす:五木寛之】

2009年11月12日 | 誰が日本の広告を変えていくのか
広告はどこへ行った?

朝日新聞出版の月刊誌「Journalism」9月号の特集の題名がずばり「広告はどこへ行った」でした。

まさに、広告会社にとって今、「広告はどこへ行ってしまったのだろう?」と考えなければならない状況だと思っています。どこかに行ってしまった"広告"という鳥を探して、私たちは新しい旅に出なければならないのだと感じています。童話の「青い鳥」と決定的に違うのは、「その鳥はここにはいない」という厳然たる事実なのです。

この特集を読んでか読まずか、blog「業界人間ベム」にこういったエントリーがあります。

「広告業はいったん平均賃金を下げてでもしっかり働いてくれる社員をどれだけもっているかの勝負になる。」

広告会社の賃金について私がつたない考察をしたのは、ほんの1年10ヶ月ほど前です。

そんなことを考えていた中で、ザ・フォーク・クルセイダーズのこの歌を思い出したのは単に加藤和彦氏が悔しい死に方をされただけではないと思います。

歌詞の全文はこちらにあります。

「みんなで行くんだ苦しみを分けあって
 さらば春の日よ ちっぽけな夢よ明日よ
 いま夕焼けの谷を越え
 青年は青年は荒野をめざす」


さあ、青年の心をもって、急がず・忘れず、そして希望を捨てずに、荒野を目指そうではありませんか。

冬立ちぬ

2009年11月07日 | 人生は旅である。
立冬の今日。

阪神間は、さわやかな一日です。
すこし、冷たい粒を含んだ空気の中。西野渡し舟はのんびりとお客さんを待っていたのでした。


ExifData
メーカー名 : RICOH
機種 : GR DIGITAL 2
露出時間 : 1/440秒
レンズF値 : F7.1
露出制御モード : プログラムAE
ISO感度 : 100