一昨日26日(月)〜27日(火)、本県宮城野体育館で河北杯高校空手道選手権大会が開催された。初日は実家に行っており二日目を観戦に行った。若く溌剌とした高校生の空手衣姿を見ると当時を思い出して背筋がしゃんとする。各県予選を勝ち抜き出場する選手たちは、選り抜かれた自信を顔にたたえいずれも礼儀正しく、かつ爽やかだ。
「空手は礼に始まり、礼に終わる」と言われるが正面の役員席、国旗、大会旗に一礼しお互いに礼を交わして試合が展開される。
次の東京オリンピックで空手競技が競われるとあって、どの選手たちにも一段と気合がはいる。白熱した試合展開で繰り出す突き、蹴りのスピードがあまりにも早くてどちらが勝ったのか観衆には判別つかないが、四方からベテラン審判員が厳しい眼で判定して勝負を告げる。顔面につける防護具など安全対策も私がやっていた五十数年前は無く、当たる寸前で止める寸止めだった。
我が後輩たちは惜しくも団体組手試合で第5位に入賞し、東京の高校が2連覇を果たした、東北からは、他に宮城県の東北学院高だけが入賞するというレベルの高い大会だった、後輩たちよ精進して目指せオリンピックを。
我が母校の部旗はシンプルで忍の一字だ
緊張みなぎる裂ぱくの気合、突きや蹴りを繰り出す瞬間を捉えるのは普通のカメラでは難しい