Truth Diary

パピルスの会新年会

 宮城県図書館展示ボランティア終了者で作るサークルパピルスの会の恒例新年会が仙台市一番町の中国料理店で開催された。パピルスの会の名称の由来は中国で紙が発明される以前の古代エジプト時代にパピルスと言う植物を材料として紙の代用品に利用していたことから本を扱う会の名称となった経緯がある。
 宮城県図書館や松島の瑞巌寺などに収蔵されていた古い版木を使い刷り直し作業などの活動をしていた宮城県図書館展示のボランティアグループの人達が卒業後、元、図書館の幹部だった方で、現在大学の講師をしている書籍のプロを講師にお願いして、月1回江戸時代の文書をとりあげ解説してもらい勉強している会である。
 メンバーは殆ど女性で50代後半から80代と広範で、いずれ劣らぬ本好きの方の集まりだ。月例会では、輪番制で必ず全員文章を音読させるという掟がある。これがなかなか難しい、読み違えるとメンバーからすかさずダメ出しがある。時たまの懇親会では、日常生活の出来事やこれからやろうとしている事など他愛もない話や時事ニュースなど肩ひじ張らずに話せ、特に女性はストレス解消に役立っているようだ。普段は出来ない異性の方の話を聴く事は家人との対応で参考になる事が多く、私はもっぱら聞き役に徹している。

パピルス
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