「黄昏Love again]などで知られる、アラカン(アラウンド還暦)歌手秋本順子さんのラジオ番組での言葉です。
「私たち歌手はピアニストやギタリストと違い、身体が楽器ですから、体調管理にはとても神経を使っています。決して風をひかないことはもちろん、毎食の食事や、常に喉をいたわるなど、本当に神経質すぎるほど気を使っています」とインタビューに答えていた。
ここに真のプロフェショナルの姿をみた気がした。
時を同じくして、マスコミが異常に騒ぎ立てる酒井法子被告はどうだったのか。中国の古い時代に書かれた「孝経」という書物に「身体髪膚これを父母より受く、敢えて毀傷せざるは考の始めなり」という教えがある。
「孝」とは親にだけでなないだろう、子や兄弟を含めた孝(思いやりの心)が必要であろう。傷ついた子供に対して今後どのような償いをし、お互いに立ち直っていくのだろうか。彼女の反省の弁を、その場凌ぎの台詞で終わらせたくない。これからが彼女の本当の桧舞台だ、”母子の孝”ここ一番の名舞台を期待しているファンも多い。