国道346号線沿い以前は連休と言えば必ず来ていた渓流釣り場、薬来山麓に行ってみた。
釣れなくとも薬師の湯という温泉があるのでそれに入ってゆこうというわけだ。しかし残念ながら本日まで休館の札が掲示されていた。仕方なく釣りに専念とばかり山形県境の方まで川をさかのぼる。細い渓谷の道路は大分改良され道幅も広くなり落石や雪崩の危険が少なくなったようだ。
20代後半から始めた渓流釣りの原点ともいえる川に久しぶりに竿を出してみた。イワナしかいないと思っていたら16センチぐらいヤマメが釣れた。
こんな山奥までヤマメが生息するようになったのか、また漁協で放流したのかしらと思う。新緑が陽の光に輝き残雪の残りを吹き抜けてくる風は爽やかで気持ち良い。アイコやシドケという山菜やワサビを見つけてザックに納める。
帰ってから、山菜の天婦羅にアイコの胡麻和え、ウドの酢味噌和えなどを楽しみヤマメの塩焼きで一杯。至福の時間間違いなし。
大岩の間を激流が流れ落ち迫力満点の流れ
ブナ林から渓流をのぞむ
幅広のきれいな魚体