昨年秋OB会の美術展へ出品したモロッコの絵が契機となり同じような構図でF3号からP30号まで描いている。キャンバスは以前描いたものの枠を再利用してカンバス布を張り替え使っている皴なくピンと張るのは意外と難しいが楽しい作業だ。真直ぐな線を描くのにはマスキングテープを利用する、パレット代わりに白いアクリル板を使うなど工夫するのも面白い。最も難しいのはごく細い筆で一気に書かなければならないサインだ。
これもコロナ禍で巣篭り状態に甘んじなければならず、そうでなければ絵なんか描いていられなかったと思う災い転じてなんとやら‥‥。
3号など小品はザツな筆さばきでも目立たないが号数がだんだん大きくなると細かいアラが目立ちつい慎重な筆運びになり絵にキレやインパクトが無くなり難しい。F3号の小品はこのブログの表紙絵になっている
私はそもそもは勢いで描く方なので号数を変えて描いてみるとよく分かる。
以前フリーランスで屋外広告の販売をしていた時仕事部屋として使っていた部屋をアトリエ代わりにしているが夢中になって描いていると絵の道具で乱雑きわまりない物置部屋みたいになってしまう、そして寒くて部屋の窓を殆ど開けないので充満する油の匂いがすごい。 今日は久しぶりに太陽が燦々と降り注ぎ暖かいので窓を全開にしてフィクサーチーフという画面保護スプレーをかけた。
絵は「シャウシャウエン」という街全体が青いモロッコの街角、合計4点満足できるものは無し