Truth Diary

放送大学公開講演会

 放 送大学宮城学習センター主催の講演会が東北大学片平キャンパス内さくらホールで催された。テーマは「在宅医療と地域包括ケアシステムの推進」誰しもが今後必要なテーマなので是非聴いてみたいと行ってみた。2025年には団塊の世代が後期高齢者になり、病院や護施設がそれら患者や要介護者を収容しきれなくなり、更には斎場(火葬場)も遺体を処理しきれなくなると言う危惧が持たれていると言う。と
 病院は直す治療と看守りの二通りあるが、地域医療ビジョンとしては高度急性機能、急性機能、回復期機能、慢性期機能とある中で、今後は人命を第一義にした治す治療を優先した高度急性機能を優先していかなければならないと言う。そうした事で絶対的に不足する病院を、そうした患者に利用してもらうためには、終末期を迎える長期間の入院は削減しなければならないという政策のもと、そのような高齢者を医療、介護、地域コミュニテーなどで分担しながら在宅医療の充実図る必要があるが、訪問診療を実施している診療施設は都道府県によりバラツキがある現状で全国平均で60パーセントに満たないと言う。訪問診療の問題点は、医師が24時間、365日拘束されるという問題があるそうだ。
 医療機関、介護施設、地域コミュニテーなどを有機的に働かせ三位一体となったシステムが不可欠となる。地域包括ケアシステムで最も重要なのは本人・家族の選択と心構えそして住まいとすまいかた(どのようなライフスタイルを持っているか)だそうで、ここが定まっていないと地域包括ケアシステムは絵に描いた餅になってしまうとも。
 どのような終末を迎えるかは団塊の世代以前の私らにとって最重要課題だ、安心してあの世に行くには避けて通れないテーマ。今から覚悟を固めておく必要がある、そうした意味でも、今回の講演会のテーマは良かった。放送大学300科目にはこうした科目もあり、現在は学生でなくと衛星もテレビで観られる放送授業などあるので無料で視聴されるのもどうかとコマーシャルもあった。役に立ち身につまされるテーマの講演会だった。

んでいる。

会場の片平さくらホールは東北大学の片平キャンパス内にある。

会場のホール

放送大学のイメージソング、小掠桂の作詞作曲だ

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