人気のない寒く暗い道路を右手に火バサミ左手にレジ袋を持ち道路に落ちているゴミを集めながら体操会場に向かう女性達がいる。
ラジオの収納ボックスのカギを開けてラジオのスイッチを入れる人会場の近くから次々と体操仲間が防寒着で集まってきて6時30分放送に合わせて体操が始まる。雪や雨の日は庇が張り出した処でやる。
私は6年目だが以前から続いている,5年前はスエーデンの父を持つ3子ちゃんが転居するまで続けてくれた、その後は双子姉妹が小学卒業までの2年間、そして今は小5の女子が毎日欠かさず通ってきて祖父母以上に歳の離れた私達とたった一人で一緒に体操してくれる。
すごく勇気と辛抱のいる事だと感心している。暮れには代々の少女らからプレゼントをもらった。スエーデンのパパの時は本場のサンタクロース姿で来てママが作ったスエーデン流のクッキーを配ってくれた。その翌年は双子姉妹がアメリカ旅行した時のイースターエッグ土産にをいただき昨年のクリスマスにもこころ遣いいただいた、こうした仲間同志の交流も嬉しい。80歳を過ぎの男性代表は、スタンプ帖の手配や、夏休中の小学生らとの合同体操など父兄らと調整し短期だ実施している、それがきっかけで通年通ってくる子供らが前述した小学生らである。老いも若きも交流し体操やゴミ拾い等は心と身体を綺麗に整える、まさに継続するは力である。
いつも会場近くを散歩する車椅子に乗ったワンちゃんと飼い主、また5年前から体育館の屋根の上から見下しているハクセキレイの夫婦も、今は2代目かも、朝起きは好いことだらけ