県図書館展示ボランティアOBによる中近世古書読書会サークルの暑気払いがあり仙台駅前のお店に行った。大きな店内は趣向を凝らした宴席がいくつもあり、そのなかで田舎風造りの席が用意されていた。
学習会らしく講師から川柳の起源となった「俳風柳多留」について解説があり次いで講師が選出してきた名作と言われる前句付けの二十句について句の自分なりの解説を命ぜられ呑んだばかりの酒も急に醒めてしまった。
飾りこそすれ 飾りこそすれ
武蔵坊とかく支度に手間がとれ
飽かぬ事かな 飽かぬことかな
これ小判たった一晩いてくれろ
その解説にアルコールが入った人達から賛同や異議の合いの手が入り和気藹々の賑やかな宴となり盛り上がった。ついでに他の部屋のを見てみるとか秋田県横手のまくら風の座敷や洒落た京風、景観抜群のタウンビュー等いろんなコンセプトの席が用意されていて楽しめそう、出された料理も一般の居酒屋メニューとは一線を画し洗練され、かつ適当に美味しかった。お酒も各地の銘酒と言われる部類のモノが適度な価格で呑めて良かった。
鮎の塩焼きに沢カニ、もろキュウなど
冬には気分が出そうなかまくら風の席