日曜日それも絶好の快晴に恵まれアユ釣り解禁となった。
加美町のオトリ販売所は待ちかねたアユ釣りファンで大賑わい、入漁証と友釣りに使うオトリ鮎を求め、釣り場に急行6時前だというのに河川敷は車で一杯既に竿を出している釣り人もいる。
一斉に並んだ釣り人の列に挨拶をして入れてもらう。ウエットスーツから入り込む清流のひんやり感が心地よい。川風も爽やか。
竿を持ち川に立ちこむだけで真夏の炎天地獄から別天地に来たよう涼やかにしてくれる、夏の風物詩アユの友釣り風景、日曜日とあってファミリーや若いカップルが暑さをしのぎに河原に涼を求めやって来て、両岸のギャラリーは賑やかだ。ぽつぽつアユが釣れ始め、何年ぶりかで清流の女王と言われる若鮎の美しい魚体とスイカのような香りを楽しむ。
釣れたアユをオトリ鮎と玉網のなかで交換する、長い竿を肩に担いで流れの中で手際よくさばくのはベテランにならないと難しい
じりじりと照り付ける太陽、川面を渡る涼風は熱さを感じさせないが水面からの照り返しで真っ赤に日焼けする
元同僚の隣人を招いてアユの初物を肴にハイボールや焼酎の水割りで涼むのも楽しみ。