Truth Diary

惜別の唄

 お隣に引っ越して来て3年弱の方が今度引っ越しされた。私の子供らと同じ世代で実に仲のよいご夫婦だった。町内会にも積極的に参加され、朝の清掃、芋煮会など各種行事には二人で出ておられ微笑ましかった。奥様が昨年は町内会会長も引き受けて町内の為に尽力くだすった。これからと言う時、みなさま諸事情がおありなので仕方ない事だと思う、島崎藤村の詩で、私が高校生時代、空手部の合宿の時など皆でよく歌った小林旭の惜別の唄を思い出した。いい歌である。

 遠き別れに耐えかねて
   この高殿にのぼるかな
 悲しむなかれわが友よ
   旅の衣をととのえよ

引っ越し先でのご健康とご多幸お祈りいたします。お世話になりました。

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