Truth Diary

稲田から風にのって

 毎日とはいかないが、家の前の公園から農地を経て神社までの約1時間をウオーキングコースとしている。
 暑い陽さかり緑一面に出穂した田んぼを通ったら、一陣の風に乗って初々しい米の香りがしてきた。なんとも懐かしく心安らぐほのかな香りだ。
 田んぼは、元気溢れる稲で満たされ炎天下のもと、涼やかな収穫の秋を待っている。私の故郷福島では残念ながら見られなくなった風景だ。
 稲にこんなにも好い香りがあったとは、通りすがった風がそっと教えてくれた。

青々とした中に黄緑色の穂が少し首を垂れている、ここを吹き抜ける風は初々しい米の香りを運んで
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