宮崎県・椎葉村の「内の八重の棚田」
ここは宮崎県・椎葉村・下福良・内の八重です。
「内の八重の棚田」です。
深い、深い山の中に来ました。九州のほぼ中央です。
こんな山奥で棚田を見つけた。
椎葉村は平家落人伝説がある。
およそ800年前、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の武士たち。追っ手を逃れて、各地のふところの深い山奥へ。
道なき道を逃げ、平家の残党がようやくたどりついたのが山深き椎葉だった。
しかし、この隠れ里も源氏の総大将頼朝に知れ、那須与一宗高が追討に向かうよう命令される。
が、病気のため、代わって弟の那須大八郎、険しい道を越え、やっとのことで隠れ住んでいた落人を発見。
だが、かつての栄華もよそに、ひっそりと農耕をやりながら暮らす平家一門の姿を見て、哀れに思い追討を断念。幕府には討伐を果たした旨を報告した。鎌倉に戻らず、大八郎は屋敷を構え、この地にとどまったのです。そればかりか、平家の守り神である厳島神社を建てたり、農耕の法を教えるなど彼らを助け、協力し合いながら暮らしたという。
撮影者:今井 英輔
撮影日:9月27日
投稿者:今井 英輔
【交通】
- 鉄道・バス/JR日豊本線日向市駅下車⇒東口バス亭から日向インター乗り換え⇒椎葉村役場前
- 車/椎葉村役場⇒国道265号線⇒鹿野遊トンネルの手前で左側へ進む 約30分
宮崎県・椎葉村の「内の八重の棚田」