(小田原市立病院)
からだを元の状態にもどすためにリハビリを受けますが、そのリハビリ、ちょっとこれまでとようすが変わってきているようです。
「リハビリのことでお年寄りの人が困っている」このようなお電話をいただきました。診療報酬が4月に改定。その影響で身体機能をとりもどすリハビリについて、病気の種類ごとにリハビリの期限が設けられました。
たとえば脳血管疾患のリハビリは180日、骨折の手術などの場合は150日までというぐあいになっています。ちなみにこれまではずーっとリハビリを受けることができ、長い方では10年ということも.。期限をすぎるとこれからは医療保険の適用外。介護保険などを利用するようになってきています。そのあたりを小田原市立病院に聞きました。
これらは小田原市立病院に限ったことではありませんが、しかし、慣れたところでのリハビリができないなど患者にとってはまたまた新たな負担に。国の診療報酬の引き下げが直接患者さんにひびいてきています。政府が進める医療改革とは医療改悪と思えてならないのです。