りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

やっと事業者との話し合いに・・・

2007年10月06日 | まちづくりパワー
「小田原駅西口の景観を守る会」はその名の通り駅西口の景観を守るために活動をしています。人にやさいし住環境はきっと駅西口に降り立った人々にも心地よさを感じさせることでしょう。でもその住環境が失いかけてしまうような高層マンションの計画があります。しかもすでに建設中。小田原駅の西口を降りると北條早雲公の像が印象的ですが、そのすぐ目の前の愛宕山も古くからその歴史とともに住民にとっては大切な場所となっています。でもマンションはその愛宕山につくられるのです。歴史観あふれて風情ある趣や緑が台無しに。西口の景観、住民の静かなくらしは追いやられてしまって、これがまちづくりといえるのでしょうか。約1年半近く、守る会を中心に住民はこのマンション建設問題と必死になって住環境を守るために頑張ってきています。

今晩久々にやっとマンションをつくる事業者との話し合いの場を持つことができました。(やっとだょー)事業者より工程表などが書かれたプリントに沿って説明がされたけど、大型生コン車、10tダンプ、大型トレーラーの主な車両の搬入について説明があったとき、前面道路の使用との関係では逆送の要望が出されて話し合いはそこが焦点になりました。住民の合意があって、警察に願い出ると言うことだが、そもそも逆送は法律違反、法律違反のことに住民の合意も何もあったことではないと思うのだが一体何をどう考えているのだろうか。他の方からも似たような質問が出されたが私からも再度その点についての質問をした。法律違反を起こしてまでも工事はしないといった回答だったが・・・。

話し合いはきょうをきっかけに今後も行っていくと言うことだったがそれは当然で、とにかく一歩前進したことの充実感を集まった人たちの多くが感じられたことだったと思う。工事現場の近接の方との工事協定合意の不十分さや日照の問題等住民の方たちからはこれまでにない怒りが次々に出されたのでした。自治会役員、守る会、近隣住民が一つになって心強い。「小田原駅西口の景観を守る会」では市に、開発許可に不服とする監査請求を提出してきたという経緯があります。市は問題がないと言う回答だったが、マンション建設に関わる監査請求は行政史上初めてのことでいかに住民にとっては多くの問題を抱えているのかがうかがわれます。いずれにしても景観、住環境をよくするために頑張っている住民あってこそ、この町は輝き続けることができるのだと実感させられるのです。

総括、決算特別委員会

2007年10月06日 | *市*議*会*
決算特別委会はきょう総括質疑となりました。平成18年度一般会計、特別会計、企業会計の決算について審査をしたものです。 会派を代表して決算委員の関野隆司議員からはレインボーヒルズ構想、お城通り地区再開発事業、市立病院、国民健康保険事業、学校教育、ヒルトンリゾート&スパ(旧スパウザ)、行政経営顧問についてなど多面的に質疑がされた。 行政経営顧問について、市長からは行政顧問の指導は筋の通った行革であり、全国でも先駆的なもの。効率よく進めるためには必要と言った回答があった。ヒルトンリゾート&スパについては大規模修繕の積み立てをすることは無理があると他市の例を示しながら関野議員が指摘。早期に施設そのものを手放すことを視野に入れるべきではないかと提案しました。 市立病院では入院患者の大幅な減についての理由を聞いたが、外来患者も減る一方で、医師不足による影響が大であり、その対応はどうしているのかと再度聞けば、医師が不足し、不足する診療科については患者に承諾を得て他の医療機関を紹介しているとあり、医師獲得に大学病院医局へのねばり強い働きかけをしているとのことだった。医師不足は各自治体の努力もさることながら国のレベルで、医学部の定員増を図るなど早急な対策がのぞまれている。