りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

市政をよくするには国政も変えなくちゃね

2010年05月08日 | なんでもかんでもコーナ~

 参院神奈川選挙区はたの君枝予定候補の事務所から宣伝カーが来たので、それに乗って市内を回り、街頭のところどころで政策をお話しさせていただきました。5月のさわやかな風が宣伝カーに入ってきてとっても気持ちよかったです。

 焦点の普天間基地問題・後期高齢者医療制度・労働者派遣法の改正など。考えてみれば市政とこれほど密着していることはないと思います。その辺りを含み市民の方たちとこれらのことを一緒に考えていきたいなと思い、お話ししました。

 基地問題は沖縄に次ぐ第二の基地県といわれるこの神奈川においてもけして他人事ではなく、基地があるゆえの不安や苦悩をどのように受け止めたらよいのか、国民の苦悩に鳩山首相は最終的にどう応えていこうとしているのか、つまり国民の一大事に首相がどのような態度をとるのかは国民・市民にとって重要なことだと思います。
 
 それは基地問題だけに終わらずに、くらし、福祉、教育などすべてのことに相通じることだと思うからです。普天間基地はいずれにしても、何処に移設とか代替案なんてことでなく、無条件撤去すべきです。

 後期高齢者医療制度は75歳以上の高齢者だけを対象にした医療制度で、これほど高齢者に冷たい制度はないと思っています。2年ごとの保険料の値上げは年金生活者にどれほど響いていることか、所得の少ない高齢者ほど負担以外の何ものでもないことは誰にだって分かることだと思います。

 政府は廃止をいっていますが、4年先送りで、しかも今度は65歳以上を対象にする別立ての制度をつくるというのですからもっと悪い制度になるのではないかと危惧をしています。高齢者は病気やケガをしがちです。医療費がかさめばそれにならって保険料は上がる仕組みになっているので、高齢者を別立てにするとは高齢者にどんどん負担を負わすということになり、とんでもない制度だと思っています。

 社会保障制度に国が責任を持たなくて誰が責任を持つというのかと常々思っていますが、後期高齢者医療制度をただちに撤廃すべきです。それに社会保障制度には国庫負担金を大幅に増やすべきです。

 労働者派遣法は労働者を守るために機能してこそ価値があると思うのですが、そうなっていないので、これも一体誰のための法律なのかと思うのです。正社員が当たり前のシステムの構築を目指すべきです。派遣労働者を急増させて何かいいことがあったでしょうか。本当におかしい世の中になってしまたっと思います。製造業原則禁止などといった「抜け穴」のある法改正はこれまでと何ら変わらないと思い、見直しというのなら労働者・国民の立場に立ったものにしていくべきだと思います。