きょうは臨時議会。
上程された報告7件の内、日本共産党・関野隆司市議は専決処分(事故賠償)について、過去5年間にどのくらいの件数があったのかを質問しました。すると平成17年度は7件、18年は12件、19年は10件、20年は8件、21年は4件ということでした。そこで、昨年度は減ったもののそれまで多かったのはなぜなのかと思ったのと、昨年度がぐっと減ったので何か特別な努力があったのかとその辺りも気になりました。まぁいずれにしても事故が減ってきているということでいいことだと思います。
陳情の「選択的夫婦別姓制度の導入に慎重な対応を求める意見書提出を求める陳情」は根本は夫婦別姓を認めないものです。すでに総務常任委員会で賛成多数で採択となっていました。きょうの本会議では投票による採決にまで至りましたが、結果は賛成13、反対13で賛否同数。そのため最終的に議長採決になり、議長が可決を言い渡し、陳情は可決成立となったのでした。日本共産党は反対しました。
選択的夫婦別姓制度は男女平等の精神が根底にしっかりとねづくもので、それは世界の流れです。日本は大変遅れをとっています。関野隆司市議が反対討論でそこを明確に述べました。陳情が採択となり非常に残念です。
議長、副議長選挙においては、日本共産党は議長選に関野隆司市議が立候補しましたが、投票の結果、議長には今村洋一市議が、副議長には三廻部周雄市議が選出されました。
関野市議の議長選立候補への所信表明演説は、①憲法9条など憲法を守る立場を貫くこと②地方自治体本来の住民の福祉と健康を増進させること③議会制民主主義を守り発展させる立場から議会を活性化すること④開かれた議会とするため、陳情者の口頭陳述、各議案毎の議員の賛否を市民に明らかにすること。予算委員会での採決の在り方をより分かりやすくすることなど。議会の民主化を進めて行くことを表明しました。
臨時議会では各常任委員会を担当する議員が承認されました。日本共産党は、総務常任委員会が関野隆司市議、厚生文教常任委員会が原田敏司市議、建設経済常任委員会が田中になりました。なお広報委員会は原田敏司市議(副委員長)、議会運営委員会(副委員長)は田中が担当します。
どうぞよろしくお願いします。