きょうは本会議。
すずしくなって市役所に向かう道すがらお隣のお庭とかきも~ち余裕を持って眺めることができます。夏の花が咲いていて、いい感じです。いつもお隣のお庭は四季を通して花々が絶えなくてうらやましいかぎりです。
さてと議会にもどります。
きょう私は建設経済常任委員会委員長報告に対して、下水道事業特別会計補正予算に反対討論をしました。その理由は歳入に1億3千万円の計上がされているがそれは10月からの下水道使用料(下水道料金)の値上げとなったその増収分が計上されているということが1つです。
これについては値上げ案について①市民の暮らしが大変なときに値上げすべきではない②一般家庭の使用料改定率が最も高く納得がいかない③汚水施設の建設に要した費用まで使用料対象経費に含むのは問題があるなどということで、すでに反対理由を明確にしてきています。
次に歳出ですが、予算書の説明欄を見ると施設維持管理経費の2件と汚水管渠整備事業費の計上がされているが、これらはすべて使用料で賄われている。下水道事業のうち汚水に係る施設の維持管理や汚水管渠の整備をすることは大変重要であるが、維持管理経費を下水道使用料によって賄うのは当然だとしても、今回のような汚水管渠整備事業費にまで使用料で賄うのは問題があるということの2点についてです。
これはインフラ整備にまで使用料に含まれたのでは第一に下水道使用者の大きな負担となるほか何ものでもないということと、第二に汚水管渠整備とは環境整備という大きなテーマを抱えていることであるのに、全市的な観点で行うべきところ個人任せのような受益者負担という考え方が横たわっているということです。
必要な予算は一般会計からの繰り入れを行い、起債を行い、国への援助をもとめるという根本的な発想の転換をすべきではないかと思い、以上述べました。