足柄茶に規制値を上回る放射性物質セシウムが発見されたということでショックです。12日に農政課に聞き取りを行い、13日のきょうは日本共産党の3名の小田原市議全員と小田原市農政課に聞き取りを行いました。その際、日本共産党の西相地区委員長、南足柄市高田市議も同席しました。
前日に私は小田原市内の足柄茶の①栽培面積②生産農家数③作付け面積は増加傾向にあるのかどうか④損失保障についてはどうなるのか⑤金額にしてどのくらいの損失になるのか聞いていましたが、回答は、平成18年度に18ヘクタール、年間102トン(生葉)の生産があり、お茶農家は36戸(JA直近の数字)、損失補償・その金額については今後の協議、調査をしているとのことでした。
本日の聞き取りでは、11日採取による小田原市の生葉の、放射性濃度の採取結果を再確認することなどになりましたが、すでに判っている南足柄市の数字を上回る放射性物質セシウムが、1回目770、2回目780ベクレルを検出したということで、これにはショックでした。
神奈川県によると、13日付で小田原市、愛川町、清川村、かながわ西湘農協、県央愛川農協、厚木市農協に対し、当分の間、今年産の足柄茶の出荷を自粛するよう要請したとのことで、これによってお茶農家の大半が大打撃を受けることが現実のことになりました。ある農家の方にお話をお伺いすると、今後の対策に関してはまだこれからといたっところで、今は茶葉の刈り取り処分のため忙しく動かれているという状況のようでした。
小田原市ではJAなど各方面と連絡を取りながら対策をとっているようですが、ぜひ生産者の声を聞きながら、的確な手立てをしていっていただきたいと思います。私たちも出来ることの支援をして行かなければと思っています。