りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

被災地はどうしているだろうか

2011年08月16日 | なんでもかんでもコーナ~

 昨日わが家に支援物資が届きました。これは月1回のペースで日本共産党の事務所が、東日本大震災の被災地にボランテァを送り出していることを知って、届けて下さったものです。支援物資はまだまだ必要ですので大変うれしく思いました。次に行く時には新鮮な食材でも持って行きたいと思います。

 そういえばあの方はどうしているかな?なんて、仮設住宅でお会いした方たちのことが思い出されます。広域避難所では毎日のように健康状態をチェックされていて安心だったのに、今は血圧の薬ものんでいないと言われた方。もう病院へは行かれたのだろうか・・・。

 母子家庭のご家庭では、お母さんの就職が決まっても、仮設住宅から勤務先までが遠く、車がないと通いきれないと言っておられました。以前乗っていた車はローンの返済も残されたまま津波に流されたのです。もうお仕事には行くことができているのだろうか?どうなったかな~って思うのです。

 震災前は息子さんファミリーとのにぎやかな毎日を送っていたというご高齢の女性の方は、スーパーが遠くて買い物にもおいそれと行かれないと困っておられました。お部屋の中は他の家具は見当たらないのにご先祖様をまつる仏壇がかざられていて、とても大切にされている様子が感じられました。津波で倒壊した家から探し出したのだと思います。まだ慣れない仮設住宅での一人暮らしは、さぞかしさびしいだろうなと思いました。

 先日テレビで石巻漁港のことが報道されていました。先月ボランティアに行った際に漁港にも行きましたが、それまであったさまざまな施設はすべて全壊の状態でした。ただ海岸に付設された仮設テントでの市場があって、そこに復興の兆しがとても感じられたのでした。7月12日に震災後初の水揚げがあり、せりが行なわれたとありましたが、今市場はどんなふうになっているのかなと思います。ちなみに石巻漁港は特定第3種漁港で、水揚げ量、水揚げ高ともに日本有数の大漁港でした。いつか完全復活してほしい!