りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

3月定例会開会

2012年02月16日 | *市*議*会*

市議会3月定例会が始まりました。

 初日は専決処分4件、平成23年度の一般会計補正予算、競輪事業など8つの特別会計補正予算、市立病院の企業会計の補正予算、事件議案の2件(小計12件)と、平成24年度一般会計予算、10の特別会計予算、水道、病院の2企業会計の予算、条例議案の12件、事件議案1件(小計26件)合計42件もの議案が上程されました。結構なボリュームです。市長の施政方針演説もありました。

 補正予算では、歳入の来年度に繰り越す繰越金の増額が、966,593千円ということで大きな比重を占めています。歳出はというと、色々ある中で、防災行政無線(固定系)子局の増設工事請負費と生活保護費の増額が目にとまりました。

 子局の増設に関して私は一般質問に取り上げてきましたが、防災行政無線が「聞き取りにくい」というクレームが、あちこちから寄せられているので、それは子局のてっぺんに付いているラッパの向きや音量の調整だけでは済まされない、子局の増設も必要になっているのでは?と思ったからです。そんなわけで増設になることはよかたっと思います。

 生活保護費の増額は、生活困窮者が増えていることになるので、世の中本当に景気が悪くて日々安心して暮らせるようになっていない。ここを何とかしなければならないと思っています。生活保護世帯の多くは、高齢者世帯、障がい者世帯ですが、特にリーマン・ショック以降急増しているのが、稼動世帯の方たちで、これは雇用が不安定になっていることが一番の原因だと思います。非正規雇用も問題があるけど、そのまえに就職する先がます々先細りになっているので、日本中雇用を生み出すことを考えないと、生活保護費の増大はまぬがれないと思うのです。他の補正予算の計上についてもよく調査して行きたいと思います。