後期高齢者医療事業について、医療費の窓口負担について
質問 決算特別委員会資料26によると窓口負担額を被保険者数で割った額は、
2017年度は、6万5618円
2018年度は、6万8097円
2019年度は、6万8536円
2020年度は、6万2221円
2021年度は、6万3774円
となっている。一人当たりの窓口負担額が2020年度、2021年度でこれまでより減少していることが分かる。この減少している原因は何か?
答弁 コロナ感染症拡大とともに、医療機関への受診抑制が考えられる。
質問 後期高齢者医療制度に加入しているのは言うまでもなく、原則75歳以上の高齢者、つまり健康も衰え病気にかかる回数も増えているのに、年金くらしで収入が少ない方たちです。では実際にどうなのか。
所得が100万未満の被保険者数とその割合。そして所得なしの被保険者数とその割合はどうなっているのか。
答弁 神奈川県全体の被保険者数は117万5千人。100万円未満は74万3千人で全体の63%。所得なしの被保険者数は約52万4千人で45%となっている。
横田議員は答弁より被保険者の所得が非常に低いことが明らかになった。神奈川県の場合所得100万円未満の方が6割以上おられる。そして所得がない方が44.63%、半分近くの方は所得がない。
それなのに保険料は所得がなくても2021年度では最低、均等割額分の年額4万3800円かかる。平均では1人当たり9万6252円かかっている。後期高齢者医療保険は個人単位で全員が加入する制度、保険料決定通知書は加入者の各個人に送られている。所得のない方、低い方はどのようにして保険料を納めるのでしょうか。
そのうえ保険料を納めた上に窓口負担が一人当たり平均6万円以上かかっている、高齢者に冷たい制度だと指摘し、勿論若い世代も将来高齢者になるが、全世帯に冷たい制度。制度自体が間違っていると強調しました。

小田原城址公園 御用米曲輪ナ感染症拡大とともに、医療機関への受診抑制https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/property/shisekinoseibi/goyomaikuruwa.html