各地で大雨による被害が続出となり市内も大変心配されました。被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。
さて、首相は表題にあることを述べているが、どういうことを指しているのかと首をかしげたくなる思いで聞いてきました。少子化対策と言われて久しくなるが記憶しているところでは1990年代に少子化が問題になり、その後繰返し言われ続けてきていると思っています。
「異次元の少子化対策」と銘打ったのは今年の始めかな?1年間の出生数が2021年の81.1万人を大きく下回ることが想定されている、このことが大きく取上げられた。そこで、「異次元の少子化対策」と打出したと思っています。
あたかも秘策のような印象を与え兼ねないが、要は対策の中身が肝心なのであってネーミングではない。それに異次元の使い方がなじまないと思っています。
この間少子化対策が成功してこなかった、「異次元の少子化対策」とは、こうでも言わなければならなくなってきている、そんな印象すらしてなりません。いずれにしてもあまりにも抜本的な政策が実施されないまま無駄に時間だけが過ぎてしまった感がしてならないのです。
昨日高齢者の方から介護保険について聞かれ、パットやおむつ等ひっきりなしによく使うが負担が大きい。この物価高とにかく日々大変でどうしようもないとのことだった。今朝のしんぶん赤旗に、経団連は75歳以上の医療費の原則2割化、介護保険の利用料の原則2割化(現在原則1割)、医療機関の統廃合など地域医療の削減を求めている。それでも足りない分は消費税増税などという姿勢ですとあった。
高齢者に負担を負わせ少子化対策を実施するようなことが垣間見れるが、とんでもない話で、絶対にそんなことは許さない。いずれにしても財源確保策先送りの「異次元の少子化対策」は問題おおありだと考えます。
