オリジナルの絵はがき「茅葺屋根(かやぶきやね)の家」シリーズです
私たなのぶが約60年前 10歳の頃の生活を思い出し出し
(想像 妄想も取り入れながら)
パソコンで描きつづった昭和36年頃の風景です
祖母が家の畑で収穫したそばの実
石臼で粉に挽いた粉をこね のばし 茹で
鶏(とり)出汁で食べる
そばの実を殻の付いたまま石臼で引くので
出てきた粉は黒い色
祖母はその粉をつなぎを使わず麺にした
茹でた後は間髪を入れず食べないと
ぶつぶつに切れて 「そばをすする」というより
「そばをかき込む」状態になっていました
家で飼っていたニワトリを祖父が調理して
出汁を作り出来上がった一杯のそば
特に変哲の無いものでしたが
そばの香りや味わいが60年たった今でも記憶に残っています
本当に美味しかった