丹 善人の世界

きわめて個人的な思い出話や、家族知人には見せられない内容を書いていこうと思っています。

ラジオ出演

2011年05月22日 | 個人史
大学合格が決まった直後、入学まで暇になったので、よく聞いていた
ラジオ公開番組の、恋人募集コーナーに出演希望の葉書を出してみた。

桂三枝が司会をしているワイドショーの1コーナーで、出演希望の
若者を一人を募集して、その人と付き合ってもいいなという相手が
電話で応募してくる中で、1名を決めてデートするという内容。

会った後はまあ好きなようにせよという、番組は後のことは知らない
というスタンドの番組で、毎週よく聞いていたのだが、一度好奇心で
応募してみたら、なんと当たってしまった。

当日は残念ながら桂三枝は欠席だった。
余談ながら、その番組中、ある日桂三枝がカゼで声が出なくなってしまった
ことがある。ラジオ番組で声が出なくなったら最悪の事態。出ない声で
無理をして、なんとかしゃべろうとするが、ハスキーでマイクに通らず、
何を言ってるのかわからない状態で、桂三枝はやけくそになって、大昔の
映画スターで、ハスキー声が評判だった大河内伝二郎のものまねでお茶を
濁すことに。何を言ってるのか分からない中で、時たま「オヨヨ」という
感じに聞こえるセリフだけが耳に残るという俳優だったが、その時以来
桂三枝のギャグである「オヨヨ」というのが始まった。すべてはカゼで
声が出なくなったのがきっかけという。

で、まだカゼが治らない桂三枝が休みだったというその日だった。

先に会場入り。簡単に打合せをして、事前インタビューもして本番。

まあ内容的にはどうにもならなかったのだが。最初から、一番最初に
電話を掛けてきた子にしようと決めていたのだが、その子自身は
まわりが勝手に電話したとかで、まあその程度だった。
番組からデート代に3万円もらったが、一緒に食事をしてそれで
おしまいだった。