K大学の数学科は2カ所あった。理学部と教育学部と。
数学としてやってることは同じなので、数学のすべての授業は
一緒にやる。
理学部の数学科が25名。教育学部の数学科が15名。それに加えて
教育学部で他学科から転科してきたのが1名いて僕の学年では
41名が同級生となる。
まあ違いと言えば教育学部系の勉強ぐらいだろうか。
もっとも理学部にいてもその大半は教職課程も取っていたので
教育学部で学ぶことも多く、かなりの時間一緒に過ごした。
大きな違いは教育実習だろう。教育学部では附属中学を2校持っている
ので、そこで4週間の実習となる。それ以外の学部では、自分たちの
母校の中学で2週間。(現在はどこも4週間になったようだが)
教育学部の実習生が実習中には、応援というか研究授業の一貫というか、
授業参観にわざわざ出かけた。2校ある附属中学ではそれぞれ
システムがまるで違っていて、そういう部分の面白さもあった。
数学科の学生はみんな仲が良かった。理学部に自分たちの学年毎の
部屋が用意されていて、そこによくたむろしていた。ほとんど
暇な時間にはトランプばかりしていた。ナポレオンだとか
ページワンとか。一日中トランプばかりしていた日もあったり。
他の学部の人によく聞かれることなのだが、数学科はある意味
理学部では孤立しているというか、他の学科の学生との交流は
まったくなかった。数学科の学生で理学部の他の学科、化学や
生物や物理などの授業を受けているのはほとんどいなかった。
その反対に他の学科の学生が数学の授業を受けに来ていることも
ない。こういうことを考えると、どうして数学が理学部の中に
あるのか不思議ではある。
数学としてやってることは同じなので、数学のすべての授業は
一緒にやる。
理学部の数学科が25名。教育学部の数学科が15名。それに加えて
教育学部で他学科から転科してきたのが1名いて僕の学年では
41名が同級生となる。
まあ違いと言えば教育学部系の勉強ぐらいだろうか。
もっとも理学部にいてもその大半は教職課程も取っていたので
教育学部で学ぶことも多く、かなりの時間一緒に過ごした。
大きな違いは教育実習だろう。教育学部では附属中学を2校持っている
ので、そこで4週間の実習となる。それ以外の学部では、自分たちの
母校の中学で2週間。(現在はどこも4週間になったようだが)
教育学部の実習生が実習中には、応援というか研究授業の一貫というか、
授業参観にわざわざ出かけた。2校ある附属中学ではそれぞれ
システムがまるで違っていて、そういう部分の面白さもあった。
数学科の学生はみんな仲が良かった。理学部に自分たちの学年毎の
部屋が用意されていて、そこによくたむろしていた。ほとんど
暇な時間にはトランプばかりしていた。ナポレオンだとか
ページワンとか。一日中トランプばかりしていた日もあったり。
他の学部の人によく聞かれることなのだが、数学科はある意味
理学部では孤立しているというか、他の学科の学生との交流は
まったくなかった。数学科の学生で理学部の他の学科、化学や
生物や物理などの授業を受けているのはほとんどいなかった。
その反対に他の学科の学生が数学の授業を受けに来ていることも
ない。こういうことを考えると、どうして数学が理学部の中に
あるのか不思議ではある。