ひびこれこうじつ

とりとめなく、日々の覚書です。

トワイライトゾーン

2019-09-30 17:12:44 | 日々のこと
夕方、走ろうと思って外に出た。
五時半過ぎで、いわゆる「黄昏時」。
空はオレンジと紺と紫が、墨流しみたいにぐるぐるしている。
家を出てすぐの交差点で、信号機が遠くの方にまで続いていて、その両側に背の低いビルが込み入って建っているのを見ながら、
「ああ、これ全部、私が見てる錯覚なんだよな」
と思ったら、いきなりその光景がざらざらっと音を立てて崩れそうになって、
「おっとぉ!!」
と慌てて踏みとどまった。

時間が悪い、時間が。
黄昏時は、誰そ彼(あの人誰)時。
そして、別名、逢魔が時。
そういう時に聖霊の手を掴まないまま、そういうことしちゃいかん。

で、改めて聖霊の手を掴んで、その感覚を味わってみたら、自分の体が解ける感じがして、
ふわっとして、気持ちよかった。

公園は鈴虫がめっちゃ鳴いてて、ヘッドホンしてるのが勿体無い。

小人さんへのお礼

2019-09-28 11:15:51 | 日々のこと


昨日なんだかあまりに眠くて、滅多にやらないんだけど、台所をぜんぶあきらめて、洗い物も何もかも放って寝てしまったら、夜の間に小人さんがやっておいてくれた。小人さんも昨日は夜遅くに帰ってきてお疲れだったろうに。

結局朝まで一度も起きずに寝倒した。
夢の中に、Aさんが出てきた。
最近日替わりでいろんな友達が出てくる。
普段思い出さないような友達まで出てくる。
朝、小人さんへのお礼にスコーンを焼いた。
寝ぼけていたらしく、粉の量を間違え、後から慌てて小麦粉を足したりしたものの、無事美味しく焼けました。

小人さんも喜んでくれて何より。

萩のトンネル

2019-09-28 10:18:52 | お出かけ



母と、向島百花園へ。
萩のトンネルは、ちょっと見頃を過ぎていたけど、秋草の風情はとてもとても美しかった。
白萩は見頃だったし、尾花も女郎花も、桔梗も彼岸花も、名前を知らない草花もたくさんあったけど、春の花に比べて、どれもこれも何となくさみしげで控えめで、でも芯が強そう。秋の庭、一番好きだな。

「お茶屋さんがあるよ。お茶飲んで行こうよ」
と、母に言ったら、きっぱりと
「お母さん、ビールが飲みたい」
「……」

ジョッキ生を半分こした。
元気で嬉しいです。

着物を着て行ったけど胸元がパカパカだった。練習せねば。

疲れた

2019-09-27 11:22:58 | art
ピアノの先生に勧められた本を読んで、レッスンの時にそのことについてちょっと質問したら、すごくみっちりした話になって、ピアノを弾く時にはもうヘトヘトになっていた。
音楽の話をするのは、私にとってレシピを見て、考えながら料理をするようなものなんだろう。
なんか変な、頭と気の使い方をしたらしい。
先生と話すのはとても楽しい。でも、先生のとこのスタインウェイ、本当に音が綺麗なので、もう少し弾いていたいなあと、いつも思う。
(つい、喋り過ぎて押すんだよね、時間が)

『三月のライオン』その他

2019-09-17 15:55:10 | 
なんか急に漫画が読みたくなって、近所のGEOに借りに行ったけど、何読んでいいかわかんないんだよなー、と思いつつ、とりあえず、戦略がわからなくなってしまって放置してしまった『キングダム』の続きと、『海街ダイアリー』の読んでないやつと、どうでも良さそうな漫画を数冊と、以前からちょっと気になっていた『三月のライオン』を借りてきた。10冊セットでレンタルがお得なので。

海街は、最初の方はあまり好きじゃなかったんだけど、後半だんだん好きになってきて、今回終わりまで読んで、ああ、こういう終わり方をしてくれるなら、全巻揃えて手元におこう、と思った(実は途中まで持ってる)
『三月のライオン』は2冊だけ借りてきて、
「あ、わりと好きかも」
と思った。で、続きをまた三冊ほど冊借りてきて、それを読み終わった頃にはライオンにすっかり食われてしまった。
いやいやいや、すごい熱量でした。もちろんすぐに続きを借りに行って、すっかりライオン漬け。もう少し待って熱が冷めなかったらセット買いだなあ。

で、一緒に借りてきた『坂道のアポロン』(だいぶ前に途中まで読んで、忘れてた)もなかなか良くて、長崎に行きたーい!とか思い、今日はライオンを返すついでに、アポロンの続きと、『ボールルームへようこそ』と、『銀の匙』の、それぞれ読んでないやつを借りてきた。

10冊セットのレンタルループで、すっかりGEOの思うつぼ。