夕方、走ろうと思って外に出た。
五時半過ぎで、いわゆる「黄昏時」。
空はオレンジと紺と紫が、墨流しみたいにぐるぐるしている。
家を出てすぐの交差点で、信号機が遠くの方にまで続いていて、その両側に背の低いビルが込み入って建っているのを見ながら、
「ああ、これ全部、私が見てる錯覚なんだよな」
と思ったら、いきなりその光景がざらざらっと音を立てて崩れそうになって、
「おっとぉ!!」
と慌てて踏みとどまった。
時間が悪い、時間が。
黄昏時は、誰そ彼(あの人誰)時。
そして、別名、逢魔が時。
そういう時に聖霊の手を掴まないまま、そういうことしちゃいかん。
で、改めて聖霊の手を掴んで、その感覚を味わってみたら、自分の体が解ける感じがして、
ふわっとして、気持ちよかった。
公園は鈴虫がめっちゃ鳴いてて、ヘッドホンしてるのが勿体無い。
五時半過ぎで、いわゆる「黄昏時」。
空はオレンジと紺と紫が、墨流しみたいにぐるぐるしている。
家を出てすぐの交差点で、信号機が遠くの方にまで続いていて、その両側に背の低いビルが込み入って建っているのを見ながら、
「ああ、これ全部、私が見てる錯覚なんだよな」
と思ったら、いきなりその光景がざらざらっと音を立てて崩れそうになって、
「おっとぉ!!」
と慌てて踏みとどまった。
時間が悪い、時間が。
黄昏時は、誰そ彼(あの人誰)時。
そして、別名、逢魔が時。
そういう時に聖霊の手を掴まないまま、そういうことしちゃいかん。
で、改めて聖霊の手を掴んで、その感覚を味わってみたら、自分の体が解ける感じがして、
ふわっとして、気持ちよかった。
公園は鈴虫がめっちゃ鳴いてて、ヘッドホンしてるのが勿体無い。