館山さざなみ学校の日記

大田区立館山さざなみ学校の日記です。

社会科「環境とわたしたちのくらし」

2017-02-28 | 5年
社会科単元「環境とわたしたちのくらし」の学習が終わりました。
 
今回も、テーマを決め、追求し、まとめたことを、発表しました。
 
4分間という限られた時間の中で
聞き手に対して、どのように伝えたらよりよく伝わるのかを考えて発表しました。
時間を意識することで
「どこに重点を置いて、どのような順序で、どんな風に伝えたらいいのか」を考えるようになります。
 
聞き手も、必死になって話し手から情報を得ようとしていました。
聞き手の聞きたいという気持ちと、話し手の伝えたいという気持ちが重なっているように感じました。

これで、5年生の社会科単元の学習が全て終わったことになります。
この1年間で、以下のような単元の学習に取り組んできました。
「低い土地と高い土地のくらし」
「あたたかい土地と寒い土地のくらし」
「食料生産とわたしたちのくらし」
「工業生産とわたしたちのくらし」
「情報とわたしたちのくらし」
「環境とわたしたちのくらし」
一言でいえば、自分たちのくらしと社会とが、どのように関連しているのかを学ぶという内容です。

学習指導要領には
「調べたことや考えたことを表現する力を育てる」という社会科の目標が示されています。
今年度は、その点に特に重点を置き
全単元において、調べたことや考えたことを模造紙にまとめ、発表を繰り返してきました。

1年間の総まとめとしての、最後の発表会は
これまでに付いた力が十分に発揮された、有意義な時間となりました。

残りの社会科の学習では
1年間で学んだこと(重要語句を中心に)を総復習していきます。
頑張るぞ!五年生!!!

算数科「角柱と円柱」

2017-02-22 | 5年
算数もいよいよ最後の単元に入りました。
「角柱と円柱」という学習です。

まずは、テーブルの下にあるいくつかの立体から
手触りだけで、めあての立体を決めて取り出す活動をしました。



手触りだけで立体を選んだり分けたりすることで
自然に角柱や円柱の特徴に気付いていきました。
底面の形によって
三角柱、四角柱、五角柱、六角柱・・・と
区別できることにも気付いていきました。

子ども達の柔軟な思考には、いつも驚かされます。

明日は、角柱や円柱の展開図をかいて、実際に工作用紙で組み立てていきます。
立体図形に対する感覚をますます豊かにしていってほしいです。

この単元が終わったら、
あとは各自のペースに合わせて
とことん5年生の総復習を行っていきます。

みんな本当に意欲的に学ぶ子達です。
5年生全員が、苦手をゼロにして、最高学年を向かえられるはずです!

楽しみながらどんどん学べ!5年生!

神戸小学校との交流会

2017-02-16 | 5年

2学期の合同移動教室から数か月が経ち、ついに再会の日がやってきました。
さざなみ学校に神戸小学校5年生の子達が遊びにきました。

まずは、はじめの会。
今回の交流のゴールは、移動教室の時とほとんど同じですが
以下のように設定しました。(青色は今回の交流で追加された言葉)
な 仲良く 元気に
か 神戸とさざなみ
ま じわろう フォーエバー


次に、寄宿舎見学。
グループに分かれて神戸小の子達を案内しました。
広い浴室、広い部屋、海が見えるフィットネス、綺麗な食堂・・・。
「いいなー!」「私もさざなみに泊まりたい!」と興奮しながら話す神戸小の子達。
そんな神戸小の子達の様子を見て、嬉しそうに笑顔をつくるさざなみの子達の顔が印象的でした。
 

次は、校庭でスポーツ交流。
みんなで思い切りサッカーを楽しみました。


最後は、終わりの会。
移動教室の時のテーマソング「キセキ」の替え歌を、輪になって熱唱しました。

青い広い空の下。
出逢えたキセキをかみしめながら歌いました。

またいつか逢えるかな。

国語科「すいせんしよう」

2017-01-26 | 5年
国語科「すいせんしよう」の学習が終わりました。

学習のゴールを
「すいせん発表会を開こう~こんな最高学年になりたい~」として学習を進めてきました。

まずは、実際に自分が憧れている6年生を思い描いて、その人を選んだ理由を考えていきました。
こんな風に↓イメージマップを使って、思考の枝を伸ばしていきながら、考えを整理していきます。
この1年間、様々な場面で使ってきたイメージマップ。
慣れたもので、スラスラと書き進めていきました。
たくさんの枝の中から、取捨選択し、伝える順序を決めていきました。
 

「はじめ―なか―おわり」の各部分でどんなことを伝えればよいのか?
説得力のある発表にするためには、本当にこの順序で伝えればよいのか?
どんな資料を、どのタイミングでどのように提示すればよいのか?
なども含め、この後、発表メモを書きました。

発表メモができたら発表の練習です。
相手に聴いてもらえる発表にするために、
「声の大きさ」や「声の速さ」や「間の取り方」や「目線」などに注意しながら練習しました。

そして、いよいよ発表会当日。
 
一人一人が、聞き手を意識しながら話し・・・
 
一人一人が、話し手を意識しながら聴きました。


あんな6年生になりたい。
あんな最高学年になりたい。
そんな思いがまた一つ大きくなったようです。

今年の一文字

2016-12-17 | 5年
もうすぐ今年も終わります。
そこで、今年はどんな一年だったか「漢字一文字」で振り返りました。
悩みに悩んで絞った字には
どんな思いが込められているのでしょうか。

一年を振り返りながら
思いを込めて一筆入魂で書いています。


こんな作品になりました。
どれもその子の個性が出ていて素敵です!

社会科「日本の工業生産」

2016-12-14 | 5年
先日、社会科「日本の工業生産」の学習が終わりました。

自分で調べたいテーマを決め、
資料集や教科書、図書室の本などを用いて模造紙にまとめ、発表しました。
5年生になってから、このような形で模造紙にまとめる学習はこれで4回目となり
「テーマの決め方」「調べ方」「まとめ方」「発表の仕方」「発表を聴く構え」などの力が
総合的に向上してきているところです。

 

今回のそれぞれの個人テーマは以下の通りでした。
「工業のさかんな地域」について
「工場で働く人々」について
「これからの工業生産」について
「工業をささえる運輸のはたらき」について
「工業生産と貿易」について

 



それぞれが、自分の伝えたいことを伝えるためには、
どんな資料をどんな構成で配置し、どんな内容の文章を添えればよいのか・・・。
そんなことを考えながら、集中して模造紙に向き合う姿が見られました。



まとめとして「貿易すごろく」を楽しみました。
どのような国と、どのようなものを輸入や輸出しているのかを遊びながら学びました。

社会「車の未来を考える」

2016-11-17 | 5年
社会科では「工業生産とわたしたちのくらし」という学習をしています。
今日は「未来の自動車をプランニング」する学習。


二酸化炭素をエネルギーにして酸素を吐き出しながら走る車。
足をゆったりと伸ばせる構造にすることで、エコノミー症候群を防ぐ車。
コミュニケーションを取ることのできる車。
振動が0の車。
水と太陽で走る車。
空気を吸い込んでモーターを回す車。
水陸両用の車。
マッサージしてくれる車。
太陽光や雨などを取り除いてくれるガラスをもつ車。
車の後部座席が伸びる車。
などなど・・・様々なアイデアが出てきました。

最後は、自分の考えた未来の車をプレゼン。
 
 

【みんなの感想より】
「みんなの車のプランニング、自分には思いつかなかったので驚きました。」
「デザインするのが楽しかったです。本当に車を作る人はもっと大変だと思いました。」
「これからの自動車づくりは、人と環境について考えることが大事だと分かりました。」
「車を企画する仕事は楽しいと思いました。」
「人や環境にとって優しい世の中になっているといいなと思いました。」

LET'S GO 移動教室!

2016-10-26 | 5年
1泊2日の移動教室。
大房岬に行きました。
地元の神戸小学校の5年生と合同の移動教室。
実りある特別な2日間になりました。

開講式では、2日のゴールを確認しました。
2校の子供たちで考えたゴールは・・・
な 仲良く
か 神戸とさざなみ27人で
ま 交わろう

でした。


大自然の中をグループで探索しました。

与えられたミッションをグループで協力しながらクリアしていきました。


スポーツ交流もしました。
広い体育館で沢山の汗を流しました。
 

夜はキャンドルファイヤー。
お互いの友情を確かめ合いました。
ダンス大会もあり、大盛り上がり。
 


翌日はピザ作り。
ドラム缶を利用してピザを焼きました。
まずはリアカーを引いて荷物の大移動から始まります。
坂道を協力して運びました。
 
薪割り。
繰り返すほどに上達していきました。

薪の量を変えながら、火加減を調整。

生地を作り、野菜を切り、盛り付けたら、あとは焼くだけ!

チーズのいい匂いが辺りに広がりました。

テーマソングは「キセキ」という曲の替え歌。
みんなで考えました。
この2日間で何度も歌って、絆を深めて合ってきました。
 
♪うまくいかない日だって 27人交われば 強がりや寂しさも忘れられるから
 僕は君でなら 僕でいれるから だからいつもそばにいるよ 仲間だから♪

「さざなみマウンテン」で川の学習

2016-10-20 | 5年
理科では、「流れる水のはたらき」という学習を行っています。
まずは、川を流れる水のはたらきを調査するために、砂場に「さざなみマウンテン」を作りました。
 

次に、傾斜や川幅やカーブを意識して川を作りました。
 

本日の調査内容は・・・
①傾きの急な所と緩やかな所ではどちらの流れが速いか?
②曲がっている所の外側と内側ではどちらの流れが速いか?
③土がけずられる所、土が多く積もる所はどこか?
④流す水の量を多くすると、水の様子やけずられ方や積もり方はどう変わるか?
の4点です。

旗を立てたり、水の量を調整したりしながら何度も水を流して調査しました。
 

【調査結果】
①急な所の方が速い。
②外側の方が速い。
③上流ほどけずられる(流れが速いため)。
 カーブの外側ほどけずられる。(流れが速いため)。
 下流ほど土が多く積もる(流れが緩やかなため)。
 カーブの内側ほど土が多く積もる。(流れが緩やかなため)。
④水の流れは速くなる。
 土が大きくけずられる。
 下流に積もる土の量が増える。

調査中はもちろん、準備から片付けまで、チームワークのよさが光った理科の時間となりました。

稲わらで「縄をなう」

2016-10-13 | 5年
今日は、あまった稲わらを使って「縄をなう」学習をしました。

 

縄のない方
① 稲わらを3、4本ずつ2組とる。(太い縄を作るには本数を増やす)
② 2組の藁を手のひらで挟む。
③ 手のひらをこすり合わせるようにして2組のわらを同じ方向による。
④ そのまま前方に出した手で外側のわらを内側に移動させます。
⑤ ③と④を繰り返すと縄ができる。

  

稲は最後まで捨てるところがありません。
縄にしたり、ぞうりにしたり、入れ物にしたり、敷物にしたり、堆肥にしたり・・・。
昔の人の知恵は素晴らしいですね。
そんな昔のくらしを感じながら、楽しそうに縄をなう子どもたちでした。

国語科「運動会の感動を俳句で」

2016-10-12 | 5年
運動会の感動を「俳句」にする学習をしました。
以下のように学習を進めていきました。
①材料を集める。
②俳句を作る。
③見直して表現を工夫する。
④句会を開いて、友達の表現のよさを感じる。

季語もしっかり入れて、こんな素敵な俳句ができました。(季語は赤色

「虫がなき あらしの中で 友がなく」

「どうなるか 炎の 赤白で」

「流れ出る 友の涙と 秋の雨

「きりのよう さきがみえない たいふうよ」

「赤えがお おまつりさわぎ 白なみだ」



17音の世界に、厳選に厳選を重ねた言葉をのせた俳句たち。
どんなイメージが伝わってきましたか?

算数の時間はこんな感じです

2016-10-11 | 5年
算数の時間。
始めの5分間は、「九九」や「わり算のマス計算」で頭の体操。
九九は、高学年でも苦手な子が多いものです。
今は、こんな風にペアになって九九を聞き合っています。
 

頭の体操が終わったら本題に入ります。
まずは、今日のゴール(学ぶ内容と学ぶページの確認)を確認します。
次に、全体でミニレッスンを10分程度行います。(ここは先生主導で)

その後は、友達同士で学び合って学習を進めていきます。
自分のペースで進めてOK。
困った時は自由に訪ね歩いてOK。
気軽におしゃべり感覚で教え合ってOK。
ホワイトボードや黒板は自由に使ってOK。
自分が学びやすい場所を選んで学習してOK。

「ねぇねぇ、ここどうやって考えればいいの?」「ここは、分母と分子に2をかけてるから・・・」「なるほど~!」
「ここ教えてくれる?」「私はこうやってやってみたんだけど・・・」「あ、そうか!分かった!」
今日の算数でも、教科書を囲んで、自然に学び合いが始まっていました。

 

最後の5分間で振り返りをしておしまいになります。
どの子にも算数が好きになってほしいと心から願っています。
 

脱穀&もみすり

2016-09-27 | 5年
さあ、いよいよ「脱穀&もみすり」の作業に入りました!

まずは、脱穀!
「脱穀」とは、稲穂からもみをとること。
細かい作業でしたが、みんな集中してもみを取っていました。
「思ってたより、けっこう大変なんだねぇ。」
「手作業って楽しいけど、やっぱり大変。」
「これだけの量で、こんなに大変なんて・・・。」
「機械でやったら、あっという間なんだろうね。」
みんな、色んなことをつぶやきながら、脱穀に夢中になっていました。
 

お次は、もみすり!
「もみすり」とは、もみを取り除き、玄米にすること。
鉢にもみを入れ、ソフトボールでグリグリ・・・。
息を吹きかけて、もみがらを飛ばすと、きれいな玄米が顔を出しました!
「ちょっと、ちょっと。息、強すぎ!玄米も一緒に飛んじゃってるよ!」
「手が痛くなってきた・・・。」
「こっち、先に掃除しとくね!」
 

稲ができたら、すぐお米が食べられるわけじゃないっていうこと、意外に子供たちは知りません。
様々な人達の様々な苦労があって、やっとのことでお米になる・・・。
それを、自分たちはいただいている・・・。
そういう大切なことを感じることができたようです。
貴重な体験になりました。

バケツ稲 ついに収穫!!!

2016-09-15 | 5年
ついに稲刈りの日がやってきました。
稲刈りの目安は、帆が出てから40日から45日頃、穂の約90%が黄金色になった頃です。
黄金色に垂れた稲穂を確認してから稲を刈っていきました。

 

自分たちで種もみから育てた稲・・・。
名前を付けて毎日水をやって大切に育てた稲・・・。
子供たちはどんな気持ちで収穫したのでしょう?

 

刈った稲は根元をしばって干しました。
10日ほど干します。

10日後は
いよいよお米にしていく作業に入ります!
おにぎりパーティーまであと少し!

「バケツ稲プロジェクト№2」はコチラ

「バケツ稲プロジェクト開始」はコチラ

教室リフォームプロジェクト №2

2016-09-02 | 5年
2学期が始まりました。
教室リフォームの第二弾。
教室は子供たちのためのもの。
子供たちが居心地よくて
学びやすくて
安心できる場所でなくてはならないと思います。

会社(係)コーナー↓
会社のお知らせや
特集したいものなどがあれば
このコーナーで宣伝できるように工夫したようです。
ナイスアイデア!!!


将棋の間↓
将棋をするためだけのなんとも贅沢な場所。
みんな、将棋が大好きです。


学習コーナー↓
学習の内容や人数に合わせて
机の配置を変えて学べる場所。

資料を広げておしゃべりしながら学んだり・・・

一人で集中して学んだり・・・


2学期も子供たち自身がオーナーシップを発揮し
日々を主体的に楽しく過ごせるように工夫してくれたら嬉しいです。

教室リフォームプロジェクト№1はコチラ