館山さざなみ学校の日記

大田区立館山さざなみ学校の日記です。

学習発表会で伝えたかったものは?

2019-02-09 | 全校
今年度の学習発表会も
たくさんの感動がそれぞれに奏であって終了した。
合奏のエルクンバンチェロはリズミカルで迫力があって、
子どもたちはノリノリだった。一人ひとりが楽しんで
演奏していることが良く伝わってきた。   
(最初の5年生の叫びから盛り上がっていた)

合唱も良かった。学年が違い、人数もバラバラの中で、
なかなか「ハーモニー」を指導するのは難しい。
一番大切なことは「歌って楽しい」ということ。
♪パプリカ♪のメロディにのせて響く子どもたちの
歌声からは楽しさと嬉しさが伝わってきた。
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今年度は全校劇に初めてチャレンジした。

23名の3年生から6年生が学年に関係なく
1つの劇を行なうことに大きな意味があった。
そして、この学校だからできる創り上げる喜び

高学年が中学年に教えるというのではなく
3年生の素晴らしい演技に感化され
6年生の歌声に憧れ
それぞれの良さが共鳴しあって劇が出来ていった。

4年生の女の子が、
「先生、全校劇の最後のメッセージを私に言わせてください」
と言いに来た。その子は、入学してまだ半年足らず、演劇なんてきらい、
運動なんてやだ!と言って、初めのころは、人とあまりかかわれない子だった。
そんな子が
「私は、この学校に来て本当に良かった」と胸を張って言い切ったとき
この劇をこの場でやったことの意味を考えた。

学年それぞれに素晴らしい出来栄えだった
準備から、セリフ練習から、
演劇クラブの子どもたちは、3つの劇の舞台に立った。



自分の思いを伝えようとすること
自分を発散すること
仲間と共に一つにものを創り上げる喜び、達成感
そして、
自分が確かにいる!という存在感を 味わえたのかな みんな!