言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

トラウマ

2020-09-26 06:41:00 | 日記
先週行ったキャンプで、焚き火台に左の人差し指を挟み怪我をしました。

血がたくさん出て、妻は病院に行って縫ってもらった方がいいと言いました。

私は断固拒否をして、キズパワーパッドで治しています。

今のところ、膿んでいません。

私にはトラウマがあります。

小学2年生の時、階段で頭を打ち、出血して病院で2針縫いました。

当然、麻酔などありません。

医師が「ちょっと痛いよ〜」と優しくいいました。

しかし、飛び跳ねるほど痛く。

それから、医師からチクッとするよ

少し痛いよ〜などは信じられなくなりました。

今だに、注射や採血でさえ、めちゃくちゃ怖いです。

幸い、今まで入院や大きな怪我もないので大丈夫でしたが、

今回の指の怪我を縫うことになっていたら、自分がどういう反応をしたか想像がつきません。

縫う時に手を引っ込めたりしていたかもしれません。

それほど怖いです。

怖がりな性格でもあります。

アドラー心理学や仏教ではトラウマはあり得ません。

アドラー心理学では過去の記憶を理由にして嫌なことから逃げているだけ。現在にそれを避けたい理由があるはずと考えます。

仏教では過去に反応しているだけで、妄想に過ぎない。反応しないようにできると考えます。

どちらの考え方も私は好きで納得がいきます。

過去は終わった事なので、振り回されて、現在に悪い影響がでるのはナンセンスだと頭では理解できます。

トラウマという言葉を使わずにアドラー心理学的に説明すると、

臆病な性格の理由付けに過去の体験を利用している。になるのかもしれません。

ただ、でもやっぱり、怖いものは怖く。嫌なものは嫌です。

医師もこの気持ちを理解して欲しいですし、

私の克服したい課題でもあります😅