言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

ペット

2021-02-07 06:23:00 | 日記
小学3年か4年の頃、私はブラックバス釣りにハマっていました。

毎日のように釣りに出かけていました。

我が家では父親が金魚や沢蟹を飼っていました。

父を手伝い、餌をあげたり、水を変えたりしていましたが、主体的に飼っているという感じではありませんでした。

ある日、釣りに行った帰り、池の側にある畑から生まれたての緑亀の赤ちゃんが出てくるのを見つけました。

卵から産まれて、土から出て、池に入ろうと移動しているところでした。

私は1匹捕まえて持って帰りました。

まだ、栄養袋がお腹にくっ付いている赤ちゃん亀でした。

めちゃくちゃ可愛くて、私は本当に大切にしました。

口から食べ始める時は箸で亀の餌をあげました。

甲羅は歯ブラシで磨き、休みの日には、家の裏のどぶ川で泳がせて、ストレス発散も図りました。

夏休みの自由研究も亀の成長にしました。

梅雨か秋雨前線で大雨が二、三日続きました。

亀ちゃんの水槽は外の軒下に置いてました。

私は台風のような大雨にかまけて、餌もあげずに、様子を見ることなく雨が上がるまで、気にもかけませんでした。

雨が上がって見に行くと、雨水が水槽の蓋まで溜まり、息ができなくなり、

亀ちゃんは死んでいました。

私は人生で1番泣きました。

両隣のおばちゃんがびっくりして出てくるくらい泣きました。

自分のせいで亀ちゃんは苦しんで死にました。

それ以降、私はペットを飼う事をしてません。

今は子どもが犬や鳥を飼いたいと言ってきますが、飼っていません。

子どもの教育的には飼う事で学びもあると思いますが

自分より早く死ぬことが分かっている家族を迎え入れることがどうしてもできません。

子どもが大きくなってきて、かなり親から離れてきました。

正直、少し寂しく感じます。

最近は私が70歳くらいになったら犬を飼おうと思います。

犬の寿命は10年〜15年程度だから、一緒くらいに人生をまっとうできるので。

そんな事を考えています😊