人間がまだ狩猟民族だったころ感情は大切でした。
空腹で餓死しそうな時に獲物を見つけると喜びアドレナリンを放出して命懸けで獣と戦いました。
また家族が襲われた時は哀しみ、怒りを力に変えて反撃をする必要がありました。
人間の脳はその当時からほとんど変化がありません。
生活環境や生活様式が劇的に変化したのにも関わらず脳は変わらず
感情的に行動するシステムが残ったままになっています。
現代社会で獣と命懸けで戦う事はありません。
感情的に行動するメリットはほとんどなくなりました。
上司に嫌味を言われて、哀しんだり、怒ったままでいると、次の仕事が上手くいきません。
大切な腕時計をなくして落ち込んでいても
時計は見つからないし、その後の生活によくない影響が出ます。
私が言いたいことは感情を抑え込むようにしましょうという事ではありません。
感情とは狩猟民族時代の名残りとして過剰に発生して、現代社会では過度な感情はあまり役に立たないものであると理解して
負の感情が発生した時になるべく早く切り替えることが大切だと考えます。
喜びや楽しみ、感動などのポジティブな感情は
ネガティブな感情よりプラスに働くのである程度余韻にひたりそれから切り替えたらいいと思います。
また、素晴らしい映画やお芝居を見に行くなど余暇として感動を得るのは心を豊かにする上で有効な手段です。
負の感情に振り回されるのはやめて
感情の良いところだけを楽しんで生活していきたいです😊