言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

景色の見え方

2022-01-31 06:28:00 | 日記
昨日、小学6年生の娘の新しい自転車を買いに行きました。

欲しい自転車が見つかり会計を済まして

受け渡しまで点検や整備で30分程度時間がありました。

2人で車の中で待っていました。

退屈なので、携帯電話の中にある写真の整理をしながら待っていました。

このブログに使っているような、きれいに撮れた写真を娘に見せていると

娘から質問がありました。

「なんでお父さんには綺麗な景色が現れるの?」

私は深く考えず

「さあ。うろちょろしてるからかな」

と返答しました。

帰宅して、お風呂に入り、夕飯を食べ、ゆったりとしながら

昼間の娘の質問を思い出して考えてみました。

理由は2つあると思います。

1つ目は昼間に返答したように私は娘より動いています。

携帯の中の写真のほとんどが仕事の訪問でのリハビリの際や趣味のサイクリングの時に撮ったものです。

2つ目は美しいと感じるかどうかの違いかもしれません。

ブログに綺麗な写真を載せたいのでアンテナは常に張っています。

また、早寝早起きや時間に追われなくていいように動くなど心の余裕ができるように意識しています。

心にある程度余裕がないと綺麗な景色を目の前にしても

気づかずにシャッターは押せないと思います。

これからも心に余裕を持ち、動きまわり、

日常に溢れた美しい景色を写真に撮りたいです😊

作業の効用

2022-01-30 06:54:00 | 日記
妻が一昨日新型コロナウイルスワクチン3回目摂取しました。

昨日は副反応で発熱はないものの、頭痛、関節痛が出て動けない状態でした。

我が家は妻がダウンすると家族の太陽を失い、曇り空になりがちです。

家族みんなが妻のことが大好きです。

私は仕事は休みなので、昼食、夕食を作りました。

ちょうど子どもたちの習い事も休みだったので

みんなで餃子作りに挑戦しました。

私が具を作り、子供たちが皮で包んでくれました。

私は口出しをしないで見ていると、

長女がしきり
次女はマイペースで楽しみ
1番小さい息子は怪獣でした。

精神科のリハビリに作業療法があるのが納得です。

思春期に突入した長女も知識と経験を活かしてコミュニケーションをとっています。

次女は姉がいる事で安心して作業できています。

息子は皮や挽肉の感触を学び、生で口に入れてしまいました😅

作業をする事で感覚や運動、対人コミュニケーションが生まれ学びや成長につながっています。

TVや動画もいいですが、やはり考えて、触って、話し合いができる作業も大切だと改めて感じました。



チルい

2022-01-29 09:42:00 | 日記
『チルい』

辞書のトップメーカーである株式会社三省堂が

「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2021』選考発表を昨年末に行いました。

大賞に選ばれたのが『チルい』です。

意味は英語のチルアウトからきています。

チルアウトの由来は、英語の「chill out」で、欧米では友だち同士の間で良く使われている言葉です。日本語では「冷静になる、落ち着く」といった意味に訳されます。

若い世代を中心に、「チルする」=「ゆったりする」「まったりする」といった意味で活用されており、活動的なエネルギーの発散ではなく、よりゆったりした時間を過ごしながら、リラックスすることや休むことを重視するという考え方も表しています。

「チルする」を「外来語+い」の形容詞の形である「チルい」が大賞に選ばれました。

外来語が形容詞化するのは珍しく

それだけ、この言葉が日常的で基本的な感覚を表すものになったと考えられます。

もちろん、現在の国語辞典に載っています。




今日は土曜日、私は仕事が休みです。

大きな予定はありません。

チルい時間を楽しみたいです😊


長所を磨き行動あるのみ

2022-01-28 06:38:00 | 日記
昨日、サッカー日本代表の試合がありました。

アナウンサーが選手の特徴を紹介していました。

足の速い人、ボールを奪うのが得意な人、
パスが上手い人

みんなそれぞれ武器があります。

サッカー選手の上達方法は分かりませんが、

きっと自分の武器(長所)を認識して磨いているのだと思います。

スポーツであれば苦手な事(短所)をなくす努力も惜しまないかもしれません。

しかし、人生ではそれはあまり必要ないかもしれません。

克服したい気持ちや、できるようになりたい気持ちがあれば別ですが、

短所に目を向けて(目を向けさせられて)、

ネガティブな気持ちで努力する(させられる)のはあまり有効ではないような気がします。

突出した武器が育ち難いのではないでしょうか。

今の時代は全てが平均の人よりも

弱みがあっても何か強い武器がある人の方が活躍しやすい世の中になっています。


解説者の方が言っていました。

「シュートを打たないと点が入りません」

言い換えると

“行動を起こさないと結果は出ません”

となります。

サッカーでいうと1番欲しいのは得点です。

それを得る為にはシュートが必要です。

自分が欲しいものに対してどのような行動をしているのか。しなくてはならないのか。

考えているだけでなく行動することが大切だと学びました。

昨日の試合でも偶然にセンタリングが相手のハンドを招きPKとなり得点につながりました。

運を味方にできるのも行動を起こしたからです。

試合にも勝って、また一歩W杯出場が近づきました。

今日も楽しいアクションを起こしましょう😊

ストレスという言葉の弊害

2022-01-27 06:36:00 | 伝えたいこと
ストレスの起源は

“ストレス”という言葉ができた時である。

ストレスという言葉ができた、あるいはストレスという言葉を使い始めるより前は

心や体の不調の要因はもう少し細分化されていたのかもしれない。

例えばパワハラの上司に悩んでいたとして、

現在なら、パワハラの上司がストレスで体調が悪いで終わらせてしまいがちだが、

以前ではパワハラしてくる要因やかわし方など原因や対策を考えていたのではないか。

ストレスという言葉は原因と対策を曖昧にしてしまう特徴があるように思う。

子どもの自殺の増加にしても、現在のストレス社会の弊害と言って片付けてしまうと

対策方法は睡眠、運動、食事をしっかり行い規則正しい生活をしようなど的外れになってしまう。

情報革命が起こった現在に従来の義務教育の限界が訪れており

本気で教育改革を進めないと解決しないと思われる。

医療の現場でも、原因不明はストレスで片付けられる事が多々ある。

私が信頼している皮膚科の先生は

「原因をストレスにしたらいけない。なぜならストレスを減らすことはできないから。私の出す薬をちゃんと塗れば治るから」

と言っている。

凄く腑に落ちた。原因はストレスだからストレスを減らすことが1番と医師に言われると

ストレスを減らすことは容易ではないため

我慢する事につながりかねない。

ストレスとは便利な言葉だが概念が大きい。

ストレスで片付けて思考停止に陥らないように

もう少し自分の内面や環境、行動を見つめ直して前に進んでいきたい。