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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

FACE展2015を観て その2

2015年02月26日 | アート 現代美術

どこかで見た光景だな・・・過去の記憶を照合していき、鹿児島の枕崎を思い浮かべたりしました。
似たようなイメージを誰しも記憶の底に持っているのではないでしょうか?
色調がいいですね。

46 鶴崎正良 Masayoshi Tsurusaki 《右へ曲がる土手》 2014  油彩・キャンバス130.3x193.9

 

キチンとした描写力です。  

左 34 児島慎太郎 Shintaro Kojima 赤いポット2014 油彩・キャンバス194x122

右 31 木村佳代子 Kayoko Kimura Birth 2014 アクリル・麻紙・パネル162x130.3

 

こちらのパンも 

33 倉田和夫 Kazuo Kurata BREAD・80 2013-14 アクリル・麻紙130.3x162.1 

 

マシンを描いているのですが、そこに描かれていない人間の息吹きが感じられます。 

53 林 直人 Naoto Hayashi OIL FEED TYPE SCREW COMPRESSOR 2014 油彩・キャンバス97x146

 

 

実物は塩ビ板の反射できらきらしています。  童心に戻って描いたけど、大人のけれんみは隠せなかったかな。

38 白肌4 Shiratayon TOMOKOAKIKOKURUMI 2014 ミクストメディア・塩ビ板194x162

 

 中央、右側の部分拡大です。

 

 

 

 

 

 

 

 日本画の手法で、カラフルな山水画ふう背景、女性を大きく扱って面白いのですが、少し散漫かな。

24 奥村彰一 Shouichi Okumura  《おねえ山水/とらわれの実の無花果》 2014 墨・岩絵具・箔・皮紙・三彩紙197x130

 

 右上方の部分拡大。

 

 

 個性的な顔立ちの女性(同一人と思われます)が、ふすま絵を背景に強い印象を与えます。  でも何か惜しい感じ、ポーズや衣装が物足りないのかな。

17 上野由道 Yoshimichi Ueno  《娘》2014 油彩・綿布・パネル160x192

 

 

 色調など面白いのですが、さきの戦争時の軍装、若者の表情など、私にとっては、訴求するポイントがずれている感じです。

47 戸泉恵徳 Keitoku Toizumi 《日常とは異なる世界へ》  2014 アクリル・キャンバス160x190

 

 

 技巧は素晴らしい。 でも人物の表現意図には?です。

20 大野稜奈 Haruna Ohno 《知恵》 2014 油彩・パネル194x162

 

 

部分拡大。   階段の木肌や光の反射がリアル。 

 

 

 

   右 12 市村妙子 Taeko Ichimura 《小さく私に雨のふる》 2014 銀筆・鉛筆・水彩・石膏パネル130.3x162

   左 18 遠藤誠明 Tomoaki Endo 《thinking》  2014 岩絵具・箔・染料・麻紙162x75

 

 

 

 

 

 

 

 と、いろいろな作品を楽しめました。 

FACE展では、オーディエンス賞を設けて、投票券を頂いたのですが、どれが一番好きか?と自問しても答えがでず、今回は投票はパスしました。

もう一度、行って、そこで投票しようかと思います。 入場料は500円でリーズナブルです。

 

 

さて、ここの美術館ではいつも撮影する展覧会のポスターです。

 

 

 

 

 

 外へ出て、損保ジャパンのビルを振り返りました。  高層ビルに埋もれて目立たなくなっていますね。

 

 

 オペラシティアートギャラリーへ向かう途中、新宿アイランドで。  平成7年に竣工しているのですが、知らなかった。

途中、東京マラソンを翌日に控えて、イベント業者や、警察官の多かったこと。


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