アブソリュートチェアーズ展を2月29日(木)に観ました。
(2/17~5/12 埼玉県立近代美術館)
現代アートの流れを、椅子を通して観るイメージで、面白かった。
さっそく、パンフレットから
1-1 マルセル・デュシャン 《 自転車の車輪Bicycle Wheel 》1913/1964
シュヴァルツ版/Schwarz edition, ed. 6/8 木製の台所用スツール、自転車の車輪 /手を加えたレディメイド
京都国立近代美術館 (本作品は撮影禁止のため、ネットから)
1-2 高松次郎 《 複合体(椅子とレンガ)Compound (Chair and Brick) 》
1972 椅子、レンガ The Estate of Jiro Takamatsu
1-5 岡本太郎 《坐ることを拒否する椅子 Chair Refusing to Seat Anyone》
1963/c.1990 陶 5個/5 pieces
甲賀市信楽伝統産業会館・・・信楽焼のミュージアムが所蔵!
1-6 ジム・ランビー 《 トレイン イン ヴェインTrain in Vain 2008 》
木製椅子、ハンドバッグ、鏡、油性ペンキ サイズ可変
公益財団法人アルカンシエール美術財団/原美術館コレクション
2-1 工藤哲巳 《愛L'amour》 1964
椅子、綿、合成樹脂、電子回路図、毛髪、ビニールチューブ、彩色された木箱、ベル、オーディオテープ
倉敷市立美術館
(本作品は撮影禁止のため、ネットから)
鋭い表現だけど、気味の悪さもハンパじゃない。
2-5 アンナ・ハルプリン 《 シニアズ・ロッキングSeniors Rocking 》 2005/2010
映像/Video 監督:リュディ・ガーバー 28分
Courtesy of ZAS film AG
微笑ましい映像でした。
2-4 ハンス・オプ・デ・ビーク 《 眠る少女Sleeping Girl 》 2017
ポリエステル、アルミニウム、塗料
タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金
第2章の展示作品ですが、スペースの関係か、第4章の展示室にありました。
3-3 クリストヴァオ・カニャヴァート(ケスター)
《 肘掛け椅子Armchair 》 2012 鉄
国立民族学博物館
3-5 アンディ・ウォーホル 《電気椅子Electric Chair》 1971
シルクスクリーン、紙 10点/10 pieces
滋賀県立美術館
撮影禁止のため、パンフレットから
3-7 渡辺眸 WATANABE Hitomi 《 東大全共闘 1968-1969》
1968-69/2014 ゼラチン・シルバー・プリント
作家蔵
(本作品は撮影禁止のため、ネットから) 7点のシリーズ作品の一つ。
会場光景
4-1 宮永愛子 《waiting for awakening -chair》- 2017
ナフタリン、樹脂、ミクストメディア
4-3 名和晃平 《 PixCell-Tarot Reading (Jan. 2023) 》 2023
ミクストメディア
ガラスビーズのツボ刺激で、座り心地いいかも。
4-2 潮田登久子USHIODA Tokuko 《 マイハズバンドMy Husband》 1978~1985年頃
2021 ゼラチン・シルバー・プリント
作家蔵
10点のシリーズ作品の一つ。
本シリーズ作品は撮影禁止でしたが、2023年2月に観た、潮田登久子写真展”永遠のレッスン”で、展示があり
その時撮った写真を、引っ張り出してきました。 写っているのは潮田登久子の夫 島尾伸三と、娘のまほちゃん。
この写真展も良かったので、記事にしたいと思っているのですが。
4-4 YU SORA 《 YU Sora my room》 2019
布、糸、綿 110.0×260.0cm
作家蔵
四つの作品が並んでいるのですが、作品名など、同一ですので、省略。
右端の作品の背景を加工。
5-1 オノ・ヨーコYoko ONO 《 白いチェス・セット/信頼して駒を進めよ White Chess Set / Play It by Trust 》
1966/2015 木製チェス台、2脚の木製椅子、32ピースのチェス(すべて白塗装)サイズ可変
タグチアートコレクション/タグチ現代芸術基金
5-2 ローザス 《 Re: ローザス!》 2013-2024(継続中)
映像/Video 施工統括:カタルシスの岸辺 Installation director: KATAKISHI
サイズ可変
www.rosasdanstrosas.be
5-5-6 ダイアナ・ラヒム 《 インターベンションズInterventions》 2020-
インクジェットプリント、フォトマット紙
作家蔵
5-4 スッティー・クッナーウィチャーヤノン 《ステレオタイプなタイ/黒板Stereotyped Thailand / Black Board 》
2005 チョーク、黒板
以下は椅子のキャプション(「学校用机」シリーズより) 2005 椅子に彫刻
ステレオタイプなタイ/自分を舐めろ
ステレオタイプなタイ/五頭目のアジアの虎(
ステレオタイプなタイ/エレガントな中指1(
ステレオタイプなタイ/エレガントなファシズム(
ステレオタイプなタイ/ワントォーンさんが二隻のボートに足を掛けて
森美術館
最後に、吹き抜けのホールの写真を
彫刻を含めたレビューは、続編で。
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