Section 4 日本における抽象絵画の萌芽と展開
日本の動向も、分かりやすく展示していました。
左端は萬鉄五郎《もたれて立つ人》1917年、右端は岡本太郎の《赤い兎》1949年
恩地孝四郎 1891–1955 抒情『あかるい時』 1915年
木版(多色)・紙 13.5×10.0 東京国立近代美術館蔵
古賀春江の水彩、いいなー
Section 5 熱い抽象と叙情的抽象
ザオ・ウーキー(趙無極)
作家の名前は憶えがあるのですが、詳しく知らなかったザオ・ウーキー、ウィキを読むと、中国の富裕な家庭に
育ったザオ・ウーキー(1920年、北京生れ)は、1948年、パリに移り住み、中国の水墨画の伝統に根ざし、東洋と
西洋の美意識が融合する叙情的な抽象絵画を多く発表した。とある。
確かに、水墨画のイメージもあり、幽冥な雰囲気、いいですね。
5階
ジョルジュ・マチュー1921–2012 《10番街》 1957年 油彩・カンヴァス
183.0×122.0 石橋財団アーティゾン美術館 新収蔵作品
6階から5階に降ります。 エスカレータから。
中央に小さく写るピクトグラム、サインも美術館オリジナルを開発したようです。
壁に写るコレクション画像のディスプレイ。
5階展示ロビー
隣(八重洲側)で、ビル建設中。
展示ロビーに置かれたマイヨールの作品。 ドキドキしたのか、ブレちゃいました。
デジタルサイネージで見やすい展示室ロビーの壁。
Section 6 トランス・アトランティック―ピエール・マティスとその周辺
ブレ続けています。
ジョアン・ミロ 1893–1983 《 絵画》1933年 油彩・カンヴァス 129.9×161.9 個人蔵
戦後のミロの絵画を特徴づける誌的な抒情性を盛った作品である。 様々な色彩の層を繊細な筆触により重
ねた地に、黒、白、緑、青、赤と原色を交えた色面と、大胆な筆触で画面は構成されている。
ミロが初めてニューヨークで抽象表現主義の作家たちの作品を見たのは1947年のことであったが、これと同
時期にポロックやデ・クーニング、そしてコールダ―といった作家たちもミロの存在を知るようになった。
それには、ピエール・マティスが大きくかかわっている。 この作品は、ミロが還暦を迎える1953年に、
ピエール・マティス画廊の「ミロの近代絵画展」に出品された。
↑キャプション撮影もブレたため、泣く泣く手打ち。
Section 7 抽象表現主義
いよいよ、アメリカ絵画が、アートの中心に躍り出ることに。
ウィレム・デ・クーニング 1904–1997 《リーグ》 1964年 油彩・板に貼られた新聞紙 76.5×58.7
石橋財団アーティゾン美術館 新収蔵作品
ヘレン・フランケンサーラ―、以前、松本路子の「女性アーティストの肖像」で、紹介した一人でしたが
その作品は、見たことがなく、今回、初めて拝見。 でも、好みではないな。
ながくなりました。8章以降は次回に
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