ブログ「ある人間のエッセイ記録」管理人様から、今月13日の記事に対して、コメントをいただきました。
有難うございました。
コメントの内容などをもとに、少し私の感想とか、撮影について紹介したいと思います。
■ 質の高い作品
国立博物館と国立近代美術館の作品は、質・量ともに最高、凄いの一言。
入場料600円は安いと思います。(私は年間パスポートで入っていますが)
博物館の常設展示では、国宝は数点、重要文化財はごろごろあります。
■ 撮影が一部を除きOK
国立博物館と国立近代美術館は、一部を除き撮影OK。 印象に残った作品を残せるし、ブログで紹介もできる!
非常に有難く思っています。 他の美術館ではまず不可です。
自分の拙いブログで紹介し、一人でも多くの人にトーハクや近代美術館に行っていただき、実物の素晴らしさを体験
していただけたらと思っています。
※ 国立近代美術館での撮影は、受付で申請して許可のシールをもらい、服などに貼っておく必要があります。
■ 撮影マナーにも触れておきたいと思います。
・他の見学者の迷惑にならないよう、撮影は、ごく短時間にしています。 混んでいる場合は、後回しにします。 撮影は
一作品、1秒くらいで済ませます。 このため、撮りたいと思った作品は、撮影の構図を短時間に判断し、前後の見
学者の状況を確認してさっと撮ります。
・カメラで撮影している方の割合は、博物館で1割弱、近代美術館で20人に1人ぐらいですが、ときたまストロボが発光
しているのを見かけます。 フラッシュと三脚は禁止です。 コンデジは、暗い環境では自動発光するので 発光
停止の操作を是非してほしいですね。
■ 作品の撮影
私は、作品の質感を大事にしたいので、デジイチを使っています。 博物館は暗い照明の場所が多いので、手ブレ
防止機能が重宝しています。
それでも、手ブレ写真が出ます。 この写真は、4月1日にかんざしなどのコーナで撮ったもの。
シャッター速度は1/8秒、F5.4、ISO感度は1600です。
買ったばかりのカメラで、慣れていないせいもありますが少しぶれています。 ガラスに私の撮る姿が写っています。
正面から撮ると、まともに展示ケースのガラスの反射が映るので、少し斜めから撮ることが多いですね。
そのコーナにある櫛、1/10秒、F4.3、 ISO感度は1600。
ちょっとシャッタースピードが上がっただけですが、ブレはほとんどありません。
上の写真を拡大。 ブレはないのですが、干渉縞(モアレ)がでています。
同じコーナのかんざし、こちらはかなりぶれました。 シャッタースピード1/10秒、F5.7 ISO感度1600
下の写真は、平成23年11月19日に撮ったかんざし。 シャッター速度は1/6秒、F6.3 ISO感度は200 手振れは起こりやすいはずなのに、ほとんどぶれていません。 カメラのホールドが大事なことが分かります。
2年前の2010年11月20日に撮った写真。 シャッター速度は1/15秒、F3.8 ISO感度は800です。
このくらいのシャッタースピードだと手ブレ補正機能がよく効いてくれます。
撮影で失敗しやすいのは、前述した
1 照明が暗いところ。・・・・一番は能樂のコーナですね。 幽玄な世界を演出するため仕方ないのかもしれない。
2 小さな作品で背景が暗いところ。 かんざしなどの調度品
3 刀剣は明るさはいいのですが、細長いので、ガラスの反射とか構図に気を使います。 トリミングで補います。
また、おりおりに撮影のエピソードなどを紹介したいと思います。
この記事を拝読いたしました。
非常に分かりやすい文章であります。
また、写真に関する説明も非常に分かりやすく、しかも写真を比較掲載しているのは「とても良い」と思います。
それから、管理人さんが、東京国立博物館で撮影した写真について、独自のカテゴリー分類を行なって掲載しても良いのではないか、と思います。
地方人にとって東京の美術館や博物館に行くことは大変なので、こうしたブログさんが色々な写真を掲載することは、地方人にとっては「貴重な情報源になる」と思いますが。
アート関係の写真をカテゴリー別に整理したいな・・とは以前から思っていましたが、実行するには、大変な時間、作業が必要で躊躇していました。 しかし、そうするといつまで経っても出来ないので、過去の記事はおいおい整理するとして、これから記事を作るものはカテゴリ別にしようと思います。 近々に始める予定ですので、乞うご期待です。
ご意見ありがとうございました。