世界中から熱苦しく・・・「ふじもん世界放学ブログ」

元「変な学校先生」私ふじもんが、ただ今世界を駆け巡っています!世界の今と僕の魂をお届けしますので、ぜひお読み下さ~い!

【勇気をくれる言葉】

2013-05-10 00:27:16 | 日記
どんな人にも、「勇気をもらえた」言葉ってあると思います。

僕も、色々な方から色々な言葉をいただき、勇気をいただいてきました。

本当に色々な方に助けられて、今の自分があることに本当に感謝しています。



そもそも仕事がそうだったからですが、最近は子ども達からもらえた言葉が僕に勇気を与えてくれています。

子ども達の言葉は、本当にストレートで裏がない。

だから、素直に勇気をもらえるんです。

あ、でも逆のときもありますけどね・・・笑)そのぶん凹むんだなこれが!



少しだけ、僕の話。

ここ最近で僕がもっとも勇気をもらえた、子どもからの言葉。


僕が教員を辞めると公にし、それを知ったある生徒が連絡をくれました。

その生徒はとっても素晴らしい子で、中学生とは思えないくらい高い意識を持っていました。

その生徒とメールでやりとりをしていたのですが、その生徒は最後にこんな言葉を僕にくれました。



「先生は私の憧れなんです。先生の生き方がカッコ良くてしょうがないんです。」

「自分の正義を貫くためにはどんなことでも惜しまない先生が憧れです。」

「私も精一杯頑張るので、先生もずっと私に憧れられる先生でいてくださいね!」



この言葉に、僕は心を打たれました。

裏切れない。こんな眼で俺を見てくれている子どもがいるのに、俺が裏切っちゃぁいけない。

今でもちょっとマイナスなことがあったときは、この言葉を思い出します。

この言葉から、僕は勇気をもらっています。

本当にありがとう。



言葉の力って、すごいと思う。

自分に力を力をくれる言葉、勇気をくれる言葉を、僕はとても大事にしています。

このブログを書きながら、また勇気をもらえています。

本当にありがとう。

そんな言葉を贈れる人間に、僕もなろう。


ふじもん

【感覚】

2013-05-08 14:36:41 | 自論
僕ね、人間の直感ってすごいと思うんです。

論文を書くとしたら、論理的に根拠を示して書かなければならない。当たり前ですよね。

でも日々生活をしていると、実際には「感覚」で動くことの方が多いと思うんです。



理屈では分からない、でも何かこっちの方が良さそうだ。
何だか分からないけど、ここは危険な気がする。
上手く説明できないけど、何となく好き。などなど・・・。


実際には、そんな「感覚」「直感」で、人ってコントロールされている気がするんですよね。


だから若い人には、「何となく」感じたものを大切にしてほしい。
「これだ!」感じたものを信じてほしい。
「あれ?」と感じた違和感をそのままにしないでほしい。そう思うんです。



少しだけ、僕の話。


インドを旅していたとき、あの有名なマザー・テレサが設立した介護施設でボランティアをしていました。そこは「カーリーガート」という施設で、日本語では「死を待つ人の家」とも呼ばれています。いわゆるホスピスですね。そこに入っている患者さんは、もう死が近い。せめて安らかに死を迎えられるように・・・という場所でした。

その施設に、言葉は話せないあるおじいさんがいました。

そのおじいさんは言葉を発することはできないのですが、いつも眼で何かを語りかけていました。そして、一度手を握ると、ものすごい力でギュ~ッと握りしめてくるのです。まるで、「ありがとう、もう少し、このまま一緒にいて下さい」と、語りかけているかのように・・・。

僕は毎日、そのおじいさんに話しかけていました。何語が通じるのかよく分からないけど、とりあえずカタコトの英語で・・・笑)そして何分か手を握ったあと、施設を後にしていました。


その日もいつものように話しかけて、おじいさんの手を握っていました。でも、その日は何かが違っていたんです。何かが・・・。

何が違ったのかよく分からないのですが、何かが違いました。オーラというか、眼の輝き方というか、雰囲気というか・・・。

その日のおじいさんは、いつも以上に手を力強く握ってきました。いつもなら数分間手を握ると、自然に力が抜けて、手を離して、そしてさようなら、となるのですが、その日はなかなか力が衰えないんです。


とうとう僕は、自分から手を振り払いました。

いつもと違う感覚を感じていたのですが、あまりにも長くなりそうだったので・・・そんな理由で、僕は手を振り払ってしまいました。

施設を出るとき、なんだか不思議な感覚がしました。「ただ手を振り払っただけ。」それなのに、僕はとんでもなく悪いことをしたような、取り返しのつかないことをしたような・・・。

後ろ髪を引かれるような思いと、何だか不思議な罪悪感と、なんとも言えない感覚を覚えています。


翌日、いつものようにまた施設に行きました。すると、そのおじいさんのベットが空いていました。

「あれ、このおじいさんはどこにいるの?」他のスタッフに聞きました。すると



「このおじいさん、昨夜亡くなったんだよ。」



ショックでした。

僕は「長引きそうだから」などという理由で手を振り払ってしまった。

心では「いつもと違う」を感じていた。何かがこのおじいさんにはある、それを感じていたのに・・・。

あの握手、眼の輝き、オーラ・・・きっと自分の死を感じ、僕に伝えていたのかもしれない。

それを「何となく」感じていたのに、それを振り払ってしまった。


僕は、あのおじいさんの魂を裏切ってしまった。

今でも、あのときの想いを忘れることはありません。



人間って、すごい力があるんだと思います。「あれ?」とか「これだ!」という感覚というか閃きというか、やっぱり直感なのかな?というものには、人間は五感を超えた能力で感じ取っているものが絶対にある。

だから僕は、すごく「直感」を信じています。

魂が感じたものは、きっとそれがあなたの道です。そこに何かすべきことがあるんです。魂って、すごい力がある。だから直接、ビビビッと教えてくれるんです。

「直感」で感じたものには、きっと何かがあります。それは良いことかもしれないし、悪いことかもしれない。でも、何かいつもと異なることがあるから、魂が感じているんです。その感覚を大事にして下さい。

その力は絶対誰にでもあるものです。だから僕は、何か心が揺さぶられたときは、魂を落ち着かせ、魂に聞いてみるんです。「なぁ俺、どうもう?」と。そしてその答えに、僕は素直に従います。

だからもし「なるほど」と思った方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に「直感」を大事にしましょうね!笑)



ふじもん

【今いる場所が、本当は望んでいる場所ではないと思っているあなたへ】

2013-05-05 23:30:50 | 自論
「選手としては未熟なのかもしれないけど、あなたのレッスンは人を幸せにしてくれる。私たちはあなたがインストラクターで、本当によかった。」



今が上手くいっていないと感じても、今やっていることが本当はやりたいことではなかったとしても、今自分がいるその場所で、必ず輝ける。

そしてその輝きが、道を照らしてくれる。「今」を輝かせてくれる。僕は、そう思うんです。



少しだけ、僕の話。


この前も書きましたが、僕「ハナクソスキーヤー」でした。ハナクソ過ぎて、スキースクールのインストラクターなのに、レッスンすら持たせてもらえませんでした。うん、まさに「ハナクソインストラクター」ですね!笑)

「これじゃアカン」と、僕はあるシーズンに所属のスキースクールを変えました。白馬から心機一転、新潟のスキー場へ。

幸いなことに、ここでは「レッスン」を持たせていただけました。でも、僕の目標はあくまで「トップ選手」。本当は、メッチャ上手いお客さんをバリバリ教えて、自分自身も全日本でバリバリ活躍して・・・ってのを夢見ていました。

でも、繰り返しますが僕は「ハナクソ」。全日本でも活躍なんて、雲どころがオゾン層の上。エキスパートのクラスなど持たせてもらえるわけがありません。


いや、それは当然なんです。当たり前の話です。でも、僕は自分自身が悔しかった。自分自身が情けなかった。

「違う、俺はこんなじゃねぇ。こんなはずはねぇ。」よく心の中で叫んだものです。

でもね、「こんなもん」なんですよ。だって、下手なんですから笑)どう考えても。


上司からも、キツイ言葉をよくもらいました。その度に「畜生・・・」ただそれだけが頭を過ぎったものです。

でも、スキーを教えることは本当に大好きだったんです。だから、屈辱感はありながらも、レッスンは大好きだった。特に初心者のお客さんが「すごい楽しかった。スキーって面白いですね!」と言って喜んでくれるその瞬間は、本当に嬉しかった。だから、レッスンの仕方は一生懸命勉強した。技術論だけでなく、いかにお客さんに楽しんでもらえるか、また「スキーをしたい」と思ってもらえるか・・・。


そんな中、僕のスキー人生を変えてくれる、あるお客さんに出会った。

その方は老夫婦で、スキーは初心者だった。僕はいつものように、熱心にレッスンをした。とても気さくな方で、僕の思いも色々語らせてもらった。一日のレッスンが終わるとき、その夫婦は、僕にこう言ってくれた。


「選手としては未熟なのかもしれないけど、あなたのレッスンは人を幸せにしてくれる。私たちはあなたがインストラクターで本当によかった。」


その言葉は、僕にとって一生忘れられないものになった。

急に、僕の目の前は開けた。

なんだか、今やるべきことが見えた気がした。

「俺は選手としては下手かもしれない。でも、このスキーの世界で、俺にだってできることがある。」


僕は決めました。

「初心者のレッスンで、俺は花咲く。エキスパートは教えられないかもしれないけど、「またスキーに来たい」と、1人でも多くのお客さんに思ってもらうんだ。」と。


すると、見る見るリピーターが増えたのです。プライベートレッスンを担当したときも、僕を指名してくれるお客さんが急増しました。それと同時に、周囲の見る目も変わっていきました。


本当は、目指していた場所は違ったのかもしれない。本望ではなかったのかもしれない。それでも「今」置かれているその場所で、全力を尽くす。

その覚悟が、僕の生き方を変えてくれた。たとえ「望んだ場所でなくとも」そこでの全力を尽くす。腐らず、諦めず、やれることを全力でやる。その大切さを、僕に教えてくれた。



僕の心を開いてくれたお客さんは、最後にこう言いました。

「明日のレッスンもあなたを指名していいかしら。よろしくお願いね。」



ふじもん

【「なんだか辛いなぁ」というあなたへ】

2013-05-04 14:06:23 | 日記
生きていると、辛いことってつきものですよね。

仕事であーだこーだあったり、上司とモメたり、理不尽なことが起きたり・・・。

「なんでまた俺やねん?」「なんでいつもあたしなの?」そんな風に思ったこと、誰でも必ずあると思います。

これまでに「辛いことなんて人生で一度もなかった」なんて人、きっといませんよね。



そんな時は、ちょっと「見方」を変えてみませんか?



辛い?しんどい?大変?やりましたね、おめでとうございます!

今日も辛い?昨日よりもしんどい?さらに大変?またまたやりましたね、より一層おめでとうございます!

あなたは今、「成長」「向上」「飛躍」のチャンスです!



一流のスポーツ選手のトレーニングって、メッチャ辛いですよね?なんででしょう。

きついことをして身体をいじめ抜かなければ、筋肉も大きくならないし、技術だって上がらない。だから、徹底的に身体をいじめ抜いて、辛いことでも進んで行うんですよね。

「成長」「向上」「飛躍」のために。



辛いことが多いな・・・と思うあなたへ。



やりましたね!あなたは選ばれたんです!「まだまだあなたは伸びる。だから、成長と向上と飛躍のチャンスを与えてあげよう」って、きっと神様がチャンスを与えてくれているんです!



僕があるとき読んだ、『最後の授業~僕の命があるうちに~』という本の中にあった一節。


「レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。その壁の向こうにある「何か」を自分がどれほど真剣に望んでいるか、証明するチャンスを与えているのだ。そんなに真剣に望んでいないものを阻むために、その壁は立ちはだかる。」



「辛いなぁ」というときに現れるその壁は、乗り越えられる人にしか現れない。きっと一流のスポーツ選手は、その壁の向こう側にある「何か」を、真剣に真剣に、望んでいるのでしょうね。


もしかしたら、「そんなに何かを望んでいるわけじゃないよ、壁が勝手に現れるんだよ」と思う人もいるかもしれません。

そんなことはないんです。

それは、今あなたが気付いていないだけなんです。あなたの前に現れる「レンガの壁」には、必ず意味があるんです。

そしてそれは、乗り越えられる人の前にしか現れない。



ちょっとだけ、僕の話。


学校で仕事をしているとき、色んな仕事が一気に重なったときがありました。学校の先生って授業やクラスのことだけじゃなく、部活や生徒会や委員会や学校行事や、色んなことをやっているんです。

それがドカッと重なって、「やべ、これはちょいきついな・・・」ってときがありました。

内心「なんで全部俺なんだ~」とも思いました。

でもすぐに、考え直しました。『最後の授業』のように。


「この壁は、俺にチャンスを与えてくれてるんだな。」

よし、グダグダ言ってないで、涼しい顔してやってやろう!(そしたらカッコイイし!笑)


そしたらね、楽しくなっちゃったんです。「よっしゃー、どんどん来い!」って。

そしたらそしたら、周りの見る目も変わったんです。「あいつやるやんけ」って。

そしたらそしたらそしたら、ちゃんと(たぶん)全部やりきれたんです、それなりの結果もついてきて。



これから先の人生、絶対僕の前に「レンガの壁」は何度も現れまくるでしょう。(いや、もう目の前にいるのかも・・・)

あなたの人生にも、きっと現れることだと思います。

そのときは、チャンスだって思いましょう!


「ピンチはチャンス。」

「ピンチは成長のために訪れる、良き友である。」


そう考えたら、人生楽しいことばかり!

さぁ、明日から楽しいことばかりの人生のスタートです!


ふじもん

【あなたは今悩んでいますか?そうですか、おめでとうございます!】

2013-05-03 19:00:25 | 日記
「自分の人生、本当にこれでいいのかな・・・」と、悩んだことがある方って少なくないですよね。

僕もよく悩みました。いや、ウソです。今こそ悩みの「現役プレイヤー」です。まー毎日よく悩んでますよ、僕(笑)。「こんなに悩んだら、頭おかしくなっちゃうんじゃないの」と自分で思うくらい、色々悩んじゃいます(笑)。



でもね、僕気付いたんです。

「こんなに悩めるなんて、僕はなんて幸せな人生を歩んでいいるんだろう」と。



「悩む」って、どういう意味なんだろう。辞書をひいてみました。

『結論が出せなくて苦しむ。思いわずらう。』だそうです。



いいじゃないですか、「結論を出せずに苦しめる」んですよ。最高に幸せじゃないですか、ねぇ!

だって、本当に追い込まれていたら、マジでヤバイ状況だったら、「悩んで」なんていられないですよね。とにかくやるしかないでしょう。とにかく生きるしかないでしょう。「結論を出せずに苦しんで」いられる時間なんてないでしょう。

「これでいいのかな・・・」と悩めるということは、まだまだ余裕も時間も選択肢も、そして「もっと良くしたい」という向上心も精神力も体力も、あるってことなんです。だから、「悩み=万歳」なんです。



「悩み」には、2つのポジティブがあります。

1つは、「余力がある」ということ。

もう1つは、「今より良くなりたい」という気持ちがあるということ。

だから、悩んでいるあなたは、力も向上心もある、スーパーハッピーな人間なんです!現状に満足していない、成長意欲溢れるスーパーマンなんです!やりましたね!



昔、学生と社会人が「働くことの目的」について語り合う「ハタモク」という活動の場で、学生に向けてこんなことを言ったことがあります。あ、これ僕的には名言でして。将来「ふじもん名言集」を出すときには、その1つに入れる予定です(笑)。


「成長したいから悩むんです。今より良くなりたいから悩むんです。悩んでいる自分に自信を持って下さい。」



あなたは今、悩んでいますか?

おめでとうございます!それはあなたが「まだまだやれる」証拠です。

僕、毎日悩んでます。

だから自分に言ってあげます。「おめでとう、自分!オマエはまだまだやれるということだ!」と。

今悩んでいるあなた、一緒に自分に言ってあげましょう。



「おめでとう、自分!あなたは向上心溢れる、まだまだ成長できる、素晴らしい人間です!」と。