ドラえもんのおもちゃの線が切れたというので持ち込まれました。
初めて見たものなので、最初どんなおもちゃなのか判りませんでした。
普通のおもちゃなどで使うモーターともう一つ小さいモーターがつながっています。
どちらのモーターも試験用の電池をつなぐと回転します。
途中の線が二本とも切れていましたので半田付けをしたのですが、
電池がどこにも使われていません。
原動力が無いので一体どんな風に作動するものなのかと思いました。
お母さんと小学生位の男の子が持ち込んだものです。
直したものを渡すと、親子でバラバラになっていたこのドラえもんのセットをを組み立て、
本体部分のハンドルをぐるぐる回し始めました。
すると、本体部分から細い線でつながった小さいほうのモーターが動き出し、
ドラえもんのタケコプターがクルクル回り、
ドラえもんがフワリと空中に浮かび上がりました。
大きいモーターを回して発電させ、
その電力で小さいモーターを回す仕組みになっているのです。
細い線がまた切れそうです。
お母さんが「半田付けを自分で出来るようにしたいので半田ごてを購入したい」と言いました。
ホームセンターなどで売っているので、半田ごてと半田線を買い、
使うときは熱いこてを置くために家にあるお皿か灰皿を用意し、
こて先は濡れ雑巾できれいにしながら、
火傷しないようにチャレンジしてみてくださいと伝えました。
そして、半田付けとは関係ないのですが、
百円ショップで売っている「電池チェッカー」はとても便利なので、
是非今後の為にもとお勧めしちゃいました。
自分でやってみたいというお母さんとても頼もしいです、応援したくなります。
私も小さいときこんなおもちゃがあったら夢中になっていたでしょうね。