
ボイラーで温水にし、温水を巡回させ各部屋の子機で温風を出すシステムの暖房機なのです。
一番使う部屋の子機が壊れました。
電源のオンーオフ、強弱の切り替えツマミがロックして動かなくなりました。
取り付けてから十九年、相当古くなりましたが何とかこのまま使い続けたいものです。
一応強の位置でスイッチがロックしているので、温水を流し子機の電源を入れると暖かい風は出ます。
でも、他の部屋で暖房を使っているとコンセントを抜いても温水が少し循環するようで完全には切れません。
感電が怖いので、まず電源コードを抜いてから分解を始めました。
前面パネルを外し、切り替えと温度調整のつまみ2個も外し、その下の表示板も外しました。
切り替えレバーの軸に黒い樹脂で出来たものが差込まれています。(分解した写真の真ん中、白いつまみの奥に見える部品)
この樹脂製形物の回転で二つのマイクロスイッチ(分解した写真の左下に見える部品)の切り替えをしています。
マイクロスイッチ<http://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/29/38/index.html>を参照。
この黒い樹脂製形物を外しても、切り替えスイッチの前にはカバー板が取り付けてあり内部が見えません。
このカバー板は2本のネジで留めてあります。
このネジが難物でした。
ドライバーが壊れる位の力で回しても、叩いたり、油を差しても、どんなにしてもネジを外すことが出来ません。
仕方がないと諦めて、電気ドリルで3mmのキリを回しネジの頭を取りました。
これでやっと、切り替えスイッチのカバーを外すことが出来ました。
写真からもわかるように、このスイッチはツマミを回すことにより、温水の切り替えを直接していることが判りました。
ツマミを左に回しオフにすると温水が全く流れない状態となります。
ツマミを真ん中の位置にすると温水が流れ、送風が強となります。
右にすると温水が流れて送風が弱となります。
更に右に回しきると温水が最短距離で流れ、凍結防止になることが判りました。
切り替えスイッチのツマミが回らないのでツマミを手前、奥と動かしているうちにカクンといったような感じがしました。
切り替えスイッチを回すと相当重いのですがなんとか回るようになりました。
本当はもっと分解して中を見たかったのですが、
これ以上分解すると温水の流れている部分まで外してしまいそうです。
万一にでも水漏れが起こるとお手上げになりそうです。心配なのでここまでとしました。
元通りに組み立てようとしたのですが、先ほどねじを壊したので切り替えスイッチにカバー板を留められません。
このカバーを確り留めないと樹脂製形物の取り付け位置が悪く、二つのマイクロスイッチでの切り替えが出来ませんでした。
壊したネジに電気ドリルで穴を開け新しいネジを差込もうとしましたが、
キリが良くないのかドリルの力が弱いのかで、どう頑張っても穴を開けることが出来ません。
そこで、プラスチックの適当な厚さの棒を探し出し、
本体の外側の枠とカバー板を留めているネジ穴との間にプラスチックを渡し入れました。
これで切り替え部分とカバー板を密着させることができました。
なんとか切り替えのツマミを回すことが出来るようになりました。
元通り組み上げてから温水を流し、電源を入れると一応正常に動きだし、切り替えも出来るようになりました。
今回内部まで分解したので、構造が判りました。
意外に簡単な構造で、マイコンも使っていません。
ファンをまわすモーター、温度を感知するサーモスタット、温水を止めたり流したりをツマミを回すことで
切り替える弁、温水を流す銅管パイプとフィンなど、主な物はこれぐらいです。
これだけ単純なものなのでかえって故障しにくいと思われます。
ただ、機械も古くなっているし切り替えのツマミの動きが結構重いこともあり、
今後どの位持つのか不安はありますが、大切に使っていこうと思っています。
一番使う部屋の子機が壊れました。
電源のオンーオフ、強弱の切り替えツマミがロックして動かなくなりました。
取り付けてから十九年、相当古くなりましたが何とかこのまま使い続けたいものです。
一応強の位置でスイッチがロックしているので、温水を流し子機の電源を入れると暖かい風は出ます。
でも、他の部屋で暖房を使っているとコンセントを抜いても温水が少し循環するようで完全には切れません。
感電が怖いので、まず電源コードを抜いてから分解を始めました。
前面パネルを外し、切り替えと温度調整のつまみ2個も外し、その下の表示板も外しました。
切り替えレバーの軸に黒い樹脂で出来たものが差込まれています。(分解した写真の真ん中、白いつまみの奥に見える部品)
この樹脂製形物の回転で二つのマイクロスイッチ(分解した写真の左下に見える部品)の切り替えをしています。
マイクロスイッチ<http://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/29/38/index.html>を参照。
この黒い樹脂製形物を外しても、切り替えスイッチの前にはカバー板が取り付けてあり内部が見えません。
このカバー板は2本のネジで留めてあります。
このネジが難物でした。
ドライバーが壊れる位の力で回しても、叩いたり、油を差しても、どんなにしてもネジを外すことが出来ません。
仕方がないと諦めて、電気ドリルで3mmのキリを回しネジの頭を取りました。
これでやっと、切り替えスイッチのカバーを外すことが出来ました。
写真からもわかるように、このスイッチはツマミを回すことにより、温水の切り替えを直接していることが判りました。
ツマミを左に回しオフにすると温水が全く流れない状態となります。
ツマミを真ん中の位置にすると温水が流れ、送風が強となります。
右にすると温水が流れて送風が弱となります。
更に右に回しきると温水が最短距離で流れ、凍結防止になることが判りました。
切り替えスイッチのツマミが回らないのでツマミを手前、奥と動かしているうちにカクンといったような感じがしました。
切り替えスイッチを回すと相当重いのですがなんとか回るようになりました。
本当はもっと分解して中を見たかったのですが、
これ以上分解すると温水の流れている部分まで外してしまいそうです。
万一にでも水漏れが起こるとお手上げになりそうです。心配なのでここまでとしました。
元通りに組み立てようとしたのですが、先ほどねじを壊したので切り替えスイッチにカバー板を留められません。
このカバーを確り留めないと樹脂製形物の取り付け位置が悪く、二つのマイクロスイッチでの切り替えが出来ませんでした。
壊したネジに電気ドリルで穴を開け新しいネジを差込もうとしましたが、
キリが良くないのかドリルの力が弱いのかで、どう頑張っても穴を開けることが出来ません。
そこで、プラスチックの適当な厚さの棒を探し出し、
本体の外側の枠とカバー板を留めているネジ穴との間にプラスチックを渡し入れました。
これで切り替え部分とカバー板を密着させることができました。
なんとか切り替えのツマミを回すことが出来るようになりました。
元通り組み上げてから温水を流し、電源を入れると一応正常に動きだし、切り替えも出来るようになりました。
今回内部まで分解したので、構造が判りました。
意外に簡単な構造で、マイコンも使っていません。
ファンをまわすモーター、温度を感知するサーモスタット、温水を止めたり流したりをツマミを回すことで
切り替える弁、温水を流す銅管パイプとフィンなど、主な物はこれぐらいです。
これだけ単純なものなのでかえって故障しにくいと思われます。
ただ、機械も古くなっているし切り替えのツマミの動きが結構重いこともあり、
今後どの位持つのか不安はありますが、大切に使っていこうと思っています。