そこそこ良し好し吉

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仕事も遊びも人生おもむくままに楽しもう

やすらかに

2006-05-18 12:56:12 | あみーご
祖母が5月15日に亡くなった。ばーちゃんは母方のばーちゃん。一緒に暮らしたことはないけど優しくて穏やかでかわいいばーちゃんはみんなに好かれていた。先月91歳になったばーちゃん。まだまだ元気で居てくれると思っていた。

祖父は私がまだ小学校に上がる前に亡くなったので一番下のおじちゃん(私と6歳違い)はまだ小学生だったと思う。5人の子供を生んで育てた。13人の孫と17人の曾孫にも恵まれた。10月には18人目の曾孫に会えるはずだった。

女手ひとつで苦労したと思うが小雨の中のお葬式には大勢の弔問客が参列してくれた。お葬式は辛いけどばーちゃんがみんなを集めてくれた。久しぶりに会う従姉妹や親戚。子供たちもすっかり大きくなって・・・なんだかばーちゃん凄いぞ!と私は思った。『ばーちゃんおらんかったらココに居るみんなも存在せんかったんよねぇ』しみじみ妹にそう言うと、『ねーちゃん、なん言よっと?』と、軽く流された。当たり前すぎてバカバカしいと思ったのかなぁ。

昨年の暮れにおうちをリフォームした高台にある母の実家。台所からの景色が最高だ。夕暮れには広いダイニングがオレンジ色に染まる。祖母が居なくなったこの家には訪れることもなくなるかもしれないな。

ばーちゃんの初孫だった私はこれまでの色んなことを思い出してセンチな日々を送っているが、無常にも仕事はそんなわたしに付き合ってくれる筈もない。それはそれでありがたいことかもしれないけど。



ばーちゃんありがとう。そしてお疲れ様でした。やすらかにお眠りください。