![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/17/eb0ab1675449ad41960c9e60ca4ca96a.jpg)
昨日観た映画「かもめ食堂」の話を書こうと思います。邦画はほとんど見ない私がこの映画には感動しちまいました。ストーリー展開ものんびりしていて、ふだん「ゆっくり」とは、超無縁な私が「ゆっくり」な気分を味わえる映画でした。これから見るひとにネタバレしない程度に感想を書きます。お出掛け苦手な私がファンランドにも行きたくなり。イッタラのOrigoシリーズの器が買いたくなり、イルムスの家具が欲しくなり、わたしにとっては懐かしいマリメッコのテキスタイルデザインに惚れ惚れ。エプロンを作る仕事をしている私はハートヲ抜かれました。この映画はフィンランドで撮影されたもの。フィンランドといえば、ムーミン、キシリトール、サンタクロース、白夜でしょうか。。。そしてパンフレットに書いてあった豆知識で読んだのですがなんと夕方4時が帰宅ラッシュなんだそうです。夏休みは4週間も取るんだそうです。フィンランドのひとはリフレッシュの仕方が上手なんでしょうね。うらやましいな。。そういいながらもきっとまた明日からいつも通りのじたばたどたばたな生活を繰り返す私なのでしょう。でも、ちょっと考えさせられました。
役者さんのことを語れば、片桐はいりさんがとにかくかわいかった。そして、もたいさんはひたすら人間の大きさを感じさせてくれて。小林聡美さんは言うまでもなくって感じです。あと、フィンランドの役者さん3人とのからみもよかったですねぇ。
ワンシーンワンシーン思い出されます。まず「音」・・・ BGMが少なくて、食堂に響く靴音が印象的だった。「港」も「森」も「市場」も印象深い。目を閉じれば鳥の鳴き声も聞こえてきます。
まったりと静かなだけではないんですね。この映画の中に出てくる欠かせないアイテムは「ガッチャマン」・・これは話すと面白さ半減かもしれないのでやめておきます(笑)そして、ラストに流れる井上陽水。最初は違和感があったんだけどすごく締まった感があり後味に爽やかさが。。まさに「キシリトール」って感じ。(なんじゃそれ)
ほかにこんなキーワードも付け加えておきます。「きのこ」「合気道」「プール」 ますますナゾめいてこの映画を見たくなられたことでしょう。「やっぱり猫が好き」世代の方ならたまらない作品だと思います。そして原作も読んでみたいと思いました。
舞台挨拶の時の進行役をされた女性(KBCのアナウンサー?)の質問も結構おかしくて、もたいさんと息が合ってたというか何というか。。狭い劇場だったから割と近くに感じられたけど出来ればもっと前で見たかったなぁ。
土曜日に映画を見て今日がゆったり日曜日でよかった。今から私は炊き立てのご飯でおにぎりを作るのだ!ビバ!「かもめ食堂」!そして今夜は久しぶりにダチといつもの居酒屋です。楽しい食事をしてきます。
リンクをたどってやってきました。
この監督の映画は、以前に「恋は五・七・五」をみたのですが、この映画はそれより遙かに良かったですね。
意外だったのは、小林聡美が美しく撮れてるということ。
意外な一面を見た気がします。
映画は、静けさの中にしみじみとした味わいがあり、終わった後から感動が押し寄せてくる感じでした。
良い映画でしたね。
コメントありがとうございました。
小林さんが凛としていましたね。
あのストイックさは本物っぽいです。
意外にも素の彼女がスクリーンに映し出されていたのではないかなと勝手に思いました。
見終わったあとのあの清清しさは忘れられません。
原作も読んでみたいと思います。