真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

日々のちょっとした楽しみに・てんてんの書籍買物&萌review♪
ブログ内キーワードは【ブックマーク】からGO!

大好きなのに踏み出せないのは『守る手、襲う手』

2011-06-03 | 読了本review

本日はもえぎです

火崎勇さん『守る手、襲う手』
 受様を苦しめている幼い頃の記憶の手。その感触を思い出す度どうしようも
 ない不安と嫌悪感に襲われる受様。あの手の主がずっと好きだった叔父かも
 しれないと思いが捨てられないず、告白してきた同僚の男と付き合い始め…

甥っ子を猫可愛がりするダイニングバーのオーナーと
母の弟が大好きな製菓会社営業部の二年目社員の叔父×甥カプ

受様は小さな頃から大好きな叔父さんがいます。

受様の叔父は母と一回り違う為
むしろ母より受様の方が年が近いくらいです。
受様の叔父こそ今回の攻様になります

攻様は甥の目から見てもイケメンで
ダイニングバーを経営していて
受様は異性として彼に恋をしています。

いつかは
攻様の恋人になりたいと思っているのですが
受様は攻様と訪れた小五の夏祭りに
大人にイタズラされた過去がありました。

幼かった受様は何をされたのかを判らず
しかもその相手を大きな手の持ち主として
ぼんやりとしか覚えていません。

夏祭りに連れ出してくれたのが攻様だったため
大きな手の相手がもしかして彼だったらと
攻様に告白が出来ずにいたのです

そんな時に
会社の同期でも仲も良い同僚に告白され

受様が長く捕らわれていた過去の真実を知り
攻様が長く秘めていた片恋に向き合う事で
めでたく結ばれるまでのお話になります

受様の過去は攻様によって語られるまで
真相は判りませんでしたが
2人がお互いに好き合っているのは
周りからは丸わかりです

受様を脅かす手の持ち主の影と
受様に告白する同僚、
攻様の共同経営者でもある友人を
上手く絡め合わせて進むので

2人のハッピーエンドまで
ドキドキ&ワクワクで楽しく読めました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする