吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

できました♪

2011-09-06 20:33:38 | インポート
注文していた眼鏡が出来てきました♪
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手前が今まで使っていたもので、後ろが新しい眼鏡です。
「例のレンズ」は、使用の際に瞳が大きく見えてしまうので
今までのものより丸みのある、柔らかい印象のものを選びました。
あまりよく見えるものだから、普段はよく見ないような小さな文字
眼鏡の取り扱い説明書や、レシートの隅の日付やお店の電話番号など
あらゆる小さな文字を探して見ています。
(こんなときに限って、文庫本を持っていないのです)
眉間にシワを寄せたり、目を小さく細めたりせずに見えるって、気持ちいい。
しかし、見える見えると喜んで手鏡を覗き込んだら
若い頃から目と共に酷使して、老化が進んでしまったお肌もよく見えてしまい
毛穴だの小ジワだのを見つめること数秒。
よく見えるのも善し悪しかもしれないと思ってしまいました。

老化と言えば、眼鏡を購入したお店の袋に
「補聴器」のパンフレットも入っていましたが
親切は嬉しいけど、耳の方は、まだそこまでじゃないよ。

老眼鏡の購入を決定した際、同年代の友人数人から
「まだ早い」とか、「恥ずかしい」とか言われたのですが
生きていれば年を取るのは当然だし、老いていくのはごく自然なこと。
進み具合は人それぞれだから、「早い」というのは分からなくもないけど
当たり前で自然な現象を恥ずかしいと思う方がおかしいと思うよ。私はね。
アンチエイジングとか、120パーセント興味がないのよ。
他人がアンチエイジングに積極的なのは否定しないけれど
私は、清潔感があって、適度にお手入れ出来ていれば、それでよいと思う。
清潔感も適度なお手入れも、人それぞれ感覚が違うから微妙なとこだけれど。


ところで、さっちゃんのお通じは、朝食後に訪れることが多いのですが
自分の決めた日課に強いこだわりをもつさっちゃんは
お通じがやってきても、直ぐにお手洗いへ行こうとしません。
朝食が済むと、一旦お部屋に行って
こちらに戻って歯磨きをしてから、またお部屋に行って
再びこちらに戻ってお水を飲み、またまたお部屋に戻るのですが
その間は、こちらが何度促しても、お手洗いに行こうとしないのです。
お部屋にいちいち戻る理由とは、CDのお気に入りの曲を聴くことで
お気に入りの曲の中の、お気に入りのフレーズを聴くことなのですが
おそらく、「重要」なことなのでしょう。
CDコンポの前で、真剣な表情で中腰姿勢を維持し
お気に入りのフレーズ待ちをしているさっちゃんの姿には
お手洗いの促しなど受け付けませんという、強い意思を感じてしまい
思わず、終わってからでもいいかな、などと思ってしまいます。
今朝は、少しお腹の調子が悪かったのか、朝食後にお腹をさすっていたので
声を掛けるならお部屋に行く前だと思った私は
「早めにお手洗いに行ったら?」
と、言ってみたのですが
さっちゃんは、やはり首を横に振り
お腹をさすりながらお部屋へ行ってしまいました。
歯磨きをしに戻ってきたさっちゃんが、小さな声で
「おなかいたい」と言ったので
「じゃあ、先にお手洗いを済ませてきなさい」
と、もう一度言ったのですが、やはり首を横にふるばかり。
「早く行かないと、もっとお腹が痛くなっちゃうよ?」
ちょっとおどしをかけてみたけれど、やはりお手洗いへ行こうとしません。
あまりにもしつこく「お手洗い」「お手洗い」と口に出して言ったせいか
そのうち、私までお手洗いに行きたくなるという現象が発生したので
「さっちゃんが行かないなら、お母さんが先にお手洗いに行っちゃうよ?」
私がそう言うと、さっちゃんは右手でお腹をさすりながら
左の手のひらを上に向けてお手洗いを指し示し
小さな声で、こう言いました。
「おさきにどうぞ」

うはははは!

律儀なほど頑なな姿勢と、ばかに丁寧な言葉に
私はたまらず大爆笑してしまいました。

結局、さっちゃんは、いつも通りに「日課」を済ませてから
ようやくお手洗いへ向かったのでした。