吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

おにぎり

2011-09-14 18:01:22 | インポート
昨日の朝、私の昼食用に用意したおにぎりが
ほんの少し目を離した隙に、半分以上食べられてしまいました。
目を離した時間は、分単位のものではなくて、秒ですよ、秒。

「あー!私のおにぎりが!」
私がわざと大きな声を立てても、犯人は知らん顔。
犯人に揺さぶりをかけるべく、私の隣にいたお父さんに
「わたしのおにぎり食べた?」
と、尋ねると、お父さんは
「知らない」と首、を横に振りました。
次に、犯人に向かって
「私のおにぎり食べたでしょ!」
と、言うと、犯人はむっとした顔をして首を横に振り
向かいで静かにご飯を食べているお父さんを指さしました。
「お父さんは、『知らない』って言ってるよ?」
私がそう言うと、犯人はいかにも面倒臭そうな顔をして
もう一度、お父さんを指さしました。
「ちょっと!嘘つかないでよ!」
私は、お父さんの頭を軽くごっつんこしたのですが
しかし、犯人は、私関係ないわと言わんばかりの涼しい顔。
良心が痛まないのか、あんたは。
そう言えば、コイツは人の心を揺さぶるのは得意だけど
他人からの揺さぶりには動じないヤツだったんだ。
こうなったら、直接対決だ。
「私、見てたんだからね!
 あなたが私のおにぎりを食べたでしょ!」
犯人は、相変わらず首を横に振るばかり。
「人のものを黙って食べて、お父さんに罪を擦り付けるなんて!
 そういうひとは、こうしてやる!」
私は、犯人の玉子焼きを素早く一切れつまむと
その玉子焼きを食べてしまいました。
犯人が怒りの表情で私を睨みつけます。
「自分だって、私のおにぎり食べたじゃない!」

断っておきますが、別におにぎりが半分以上食べられたぐらいで
そんなに怒っているわけではありません。
人のものに、断りもなく口をつけたことがいけないと言っているのです。
許すと、またやってしまうでしょうし
またやってしまうと、今度は別の場所でやってしまうかもしれません。
実際、ガイドヘルパーのKちゃんとガトーキングダムに行った時に
Kちゃんが飲み物を取りに行っている、わずか数分の間に
Kしゃんのおにぎりが、ぱくりとやられていたということもあるし。
Kちゃんや私にとっては、「かわいいなぁ、もぉ!」ということでも
さっちゃんの周りの全ての人たちにそうであるとは限らないものね。


さて、昨日は、ソフトエアロビの日だったので
夕方、私は施設へさっちゃんをお迎えに行きました。
玄関へ出てきた、施設職員のAさんが、ニコニコしながらこう言いました。
「今朝、さっとが私のところへきて大泣きしたので
 『どうしたの?』って聞いたら
 『おかーさんに、おにぎりたべておこらりたの』って言ってましたよ」

我が家のみみっちい食べ物の争いが、施設で報告されていようとは…。

以前、私のおにぎりが、「何者かに」つまみ食いされた画像を
施設との連絡ノートに貼ったことがあるので
(吐露にもアップしたことがあります→8/10参照)
Aさんは、だいたいのことは理解してくださっていたのですが
それでも、なんだか恥ずかしー。


ところで、昨日の「かすてらサンド」をアップするのを忘れていたので
1日遅れですが、今日アップさせていただきます。
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