吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

あたらしいおともだち

2011-10-21 23:37:38 | インポート
朝、私がお仕事に出掛ける頃
さっちゃんは、歯磨きをしていることが多いのですが
お見送りをするために玄関に出てくるさっちゃんは
「不自然に」お口の周りを泡だらけにして
私の頬にお口をこすりつける様に、いってらっしゃいのちゅーをします。
その度合いが、あまりにひどくなってきたので
「そんなお口で、ちゅーはイヤです」
と、訴えたところ
さっちゃんは、お口の周りを洗ってくれるようになりました。
お口の周りから、お水を滴らせて…。
こうして私は、「不自然に」びしょびしょに濡れたお口で
毎朝、いってらっしゃいのちゅーをされています。

でも、泡もお水も、納豆でぬるぬるのちゅーよりは、ずっとマシ。

昨夜は、木曜日の調理の日でした。
昨夜の担当は、、な、な、なんと!
さっちゃんが大好きな、ヘルパーのEさんでした!!
Eさんは、とっても忙しい人なので
なかなか、さっちゃんのサービスに入ることが出来ないので
さっちゃんは、それはもう楽しみにしていて
何日も前から、しつこいほど予定表を確認していました。

しかも、今回は、「あたらしいおともだち)」の
Tさんというヘルパーさんも一緒という特典付きです♪

久し振りのEさんとの調理に、あそびモードになってしまって
なかなか、調理に取り掛かれないのではないかという私の老婆心で
あれこれと前倒しで調理を進めておいたのですが
それは、全くの「余計な心配」だった様です。
「あたらしいおともだち」の、Tさんの前では、がぜん張り切るさっちゃんは
調理に使うお野菜を切ったり、お料理の盛り付けをしたり
食事の後は、直ぐにお片付けをしたりと
とっても良い働きっぷりをしていたそうです。
なんと、イタズラも全然なし!だったそうで
数ヵ月ぶりに、さっちゃんと調理をしたEさんは
さっちゃんの成長を、とても喜んでくれていました。

食後の歯磨きチェックは、やっぱりTさんをご指名。
さっちゃんが、お初のヘルパーさんに歯磨きチェックを指名するのは
多分、「おともだち度」を深めるための儀式の様なもので
躊躇なく歯磨きチェックができれば「合格」といったような
さっちゃんなりの、何らかの思惑があるような気がします。

こうして、さっちゃんは着々と「おともだち」を増やし続けているのです。

さて、気になる昨夜のお献立
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煮込み野菜ラーメン
ピーナツなます
里芋のサラダ
(画像提供、Eさん)

盛り付けをしていたさっちゃんは
Tさんに、1.5人前の大盛りサービスをしていたそうです。
「いっぱい食べる人」も
さっちゃんの「おともだち」には欠かせない、必須項目の様です。


取らないよ

2011-10-20 22:43:08 | インポート
さっちゃんは、お食事の時に、ある習慣というか、癖というか
こだわりのようなものがあります。
お食事の時に、ティッシュペーパーを1枚脇において、ご飯を食べるのです。
口や手が汚れたときに拭くためのものらしいのですが
拭きたくなるほど口や手が汚れることはあまりないので
脇においたティッシュは、大抵ご飯を食べ終えるまで、そのままです。
ご飯を食べ終えると、口を拭い、はなをかんだりするのですが
本当にはなが出ている様子はないので
多分、「一通りの流れ」として、しなければスッキリしないのだと思います。

いつからだったかは、はっきりと覚えていないのですが
さっちゃんは、お父さんにもティッシュを1枚渡すようになりました。
別に、お父さんが口の周りを汚しながらご飯を食べているとか
はなをたらしているというわけではなく
普通にご飯を食べているだけなのですが、何故かティッシュを渡します。
でも、私にはティッシュをくれません。
私は、ティッシュ不要な人間と思われているようです。

最初は、お父さんのティッシュも、テーブルに置いてあったのですが
夏頃から、お父さんのシャツのポケットに入れられるようになりました。
実際には、「入れる」という優しい感じではなく
「突っ込む」に近い、やや荒っぽい感じです。
ティッシュが扇風機の風でフワフワするのが許せなかったようです。
食事の前に、お父さんの胸のポケットにティッシュを突っ込む「儀式」は
いまも、家で食事をするときには、毎食続いています。

なのに、ついこの間の夕食の時に
さっちゃんが、お父さんの胸ポケットにティッシュを突っ込みながら
こう囁いたそうです。
「きょうは、とくべつだよ」

お父さん、訳もわからず大爆笑。
つられて私も大爆笑。

その日が「特別な日」だったのか
そのティッシュが、「特別な1枚」だったのかは
いまも謎のままです。

今朝、さっちゃんがお父さんの胸ポケットにティッシュを突っ込みながら
今度は、こう囁きました。
その囁きは、私にも聞こえました。

「とられるから」

ところで、我が家は3人家族です。
テイッシュを突っ込むさっちゃんと
そして、されるがままのお父さん。
ティッシュを「取る」役目を果たせるのは、私しかおりません。

いかん

2011-10-19 14:46:27 | インポート
月曜日に2時間泳いで火曜日にソフトエアロビやったら足に来たー。
泳ぐのはともかく、「ソフト」なエアロビなのに。

40代ってこうなのよ。
20~30代の時に出来ていたことが出来なくなる。
20~30代も、40代も、自分の身体だから、自覚症状があまりなくて
「できる」という気持ちはあるのに、身体がついてこない。
出来でもあとから身体に来るんだよなー。
でも、実は今日から9連勤で、今週は金曜日と土曜日にミロンガがあるけど
時間があったら、さっちゃんと泳ぎに行こうと密かに思っていたりします。
(40代の自覚症状もないけれど、学習能力もないらしい)

どうなの

2011-10-18 14:30:02 | インポート
最近、私の周りの一部の人たちが
なんの努力もしないで、良い結果(評価)を求める傾向が強くなっています。

当然のことながら、そうでない人も大勢知っているので
大変申し訳ないと思いながらも、どうしても比較してしまう。
もちろん、口には決して出さないけれど。
(気遣いではなく、その後の扱いが面倒臭くなるからです)

例えば、私のアルゼンチンタンゴの先生は
子供の頃から、プロのアルゼンチンタンゴダンサーになることを目標として
1日数時間に及ぶレッスンに加え、更に練習を積み重ね
レッスンにかかる費用のためのアルバイトを何年も続け
懸命に努力を積み重ねた結果、見事に夢を実現しました。
彼は、プロのダンサーとして、世界中を旅して回ったのち
今度はアルゼンチンタンゴの素晴らしさを広めるために来日し
今は、北海道を拠点に活動をしています。

彼は、本当にすごいと思う。
家族や親友や故郷と離れて、言葉も食べ物も習慣も文化も違う国へ来て
お金さえ出せば贔屓してもらえると思っているような奥様たちには厳しく接し
ちゃらちゃらした不真面目で適当な生徒には、更に厳しく接し
女性の生徒さん目当てで現れるような男性には毅然と接し
若かったり、可愛かったり、他の人より上達が早い生徒さんを
羨ましがって、妬んだりやっかんだりする人たちは、、バッサリ叩っ切ります。
先生のお陰で、周りに迷惑を掛ける生徒さんは長く居つきませんが
結果、彼もなかなか儲からない。
でも、彼は、「そこは問題ではない」と、言います。
もっと多くの人たちに、アルゼンチンタンゴを知って欲しい、楽しんで欲しいと
毎日楽しそうに駆けずり回っています。
彼が先生でなければ、私もこんなに何年も続けられなかったと思います。

そんな風に、自分の目標をしっかり持って、努力し続ける人たちを見ていると
なんの努力も我慢もせずに、職場の人間関係や、仕事への不満や
自分が「自分の思った通りの評価」をされないことに
文句や愚痴ばかり言っている人を見ると、本当にウンザリしてしまいます。
そもそも、努力も我慢もしないで、評価されるわけがないでしょう。

こう言う人たちに共通しているのが、「自分でいっぱい、いっぱい」
話をじっくり聞いていると、自分のことしか言わない。
自分がどれだけ悩んでいるか、頑張っているか。
なのに周りが評価してくれない、努力が認められない。
自分は色々してあげているのに、感謝もされない。

私の知る限り、自分で自分のことを「頑張っている」と思っている人の殆どは
さほど、頑張っていない人が多い。
(「殆ど」で、「全員」とは断定しませんが)
私が思うに、自分の「努力する器」と、「我慢する器」が
小さ過ぎるのだと思います。
器が小さいので、少しの努力と我慢で、直ぐに満杯になってしまい
「これ以上、もうムリ」な状態になってしまう。

しかも、なみなみになっている器を持つのに精一杯で
他の人の器を思いやる余裕、どれどころか、見る余裕さえ無いので
自分だけが努力と我慢をしているように思い込んでしまい
「なのに、周りが気付いてくれない」と、文句を言うのです。
それを言うなら、自分だって周りを見ていないじゃないかと思うのですが
そこは、全く、「どうでもいい」ことらしい。
それなら、あなたが周りから「どうでもいい」と思われても
それは、仕方がないねとツッコむと、そこは「違う」らしい。
人のことが見えなくて、どうでもいいと思っているのに
自分は認められたくて、「どうでもいい」人じゃないって
私には全然分からないんだけど、どうなの。

断っておきますが、これは、10代の若者の話をしているのではないのですよ。
もう何年も社会で働いているような、「いい年をした大人」たちの中に
こういう人たちが、増えてきているのです。
本当に、どうなの。

今日はよく動いた

2011-10-17 22:59:03 | インポート
今日は、さっちゃんの「小児精神科」の受診日でした。
診察の予約時間は11:00だったのですが
今日は少し混んでいて、1時間ほど待ち時間があったのですが
さっちゃんは、自分が遊びたかったおもちゃを小さな子に譲って
そのおもちゃを横目でちらちら見ながらも、静かに過ごしていました。
やがて、その子が先に呼ばれたので
さっちゃんは、直ぐにそのおもちゃで遊ぶだろうと思っていたのですが
意外にも、今まで遊んでいたおもちゃで遊び続けていました。
普段イタズラがイタズラがと騒がれているけれど
普段のさっちゃんは、わりとこんな感じです。

診察はいつも通り。
さっちゃんの近況と、私の考えなどを話し
特にアドバイスがあるわけでもなく。
数ヶ月に10分程度の診察では、アドバイスのしようもないよなぁ。
特に不満があるわけでもないので、次回の診察を予約して終了。
そのうちまた使うかもしれないからと、取っておく調味料と似ている。
「使うときは使う」

診察を終えた後は、病院の食堂で昼食。
さっちゃんは、「チャーシュー麺」¥500
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私は、「日替わり御膳」¥480
日替り御膳¥530.jpg
生姜焼き風野菜炒め、切干大根の炒り豆腐、マカロニサラダ、漬物
大量のご飯と、ワカメのお味噌汁
値段の割りに結構なボリュームで、美味しかったです。

夕方17:30から、さっちゃんの歯科通院の予約をしていたので
一旦家に戻るのも面倒臭いぞということで
100円均一のビニールのカサが2本折れてしまうほどの強風と雨の中
50分ほど歩いて温水プールへ行きました。
さっちゃんが、「ひゃー!」「こわいー!」と叫びながらも
ずっと笑いながら歩いていたのが、なんだか面白かったです。
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朝からプールに行く気満々だったので、予め準備をしておいたのです。
最近、さっちゃんとプールで遊ぶことに味をしめた私が
時間さえあればプールに連れて行くものだから
さっちゃんのお着替えも、ずいぶん早くなりました。
本職でスイミングコーチをしている、ガイドヘルパーのKちゃんの影響で
泳ぎもずいぶん上手になったし、なにより気持ち良さそう。
この調子でせっせとプールに行って、体重を落とせたら良いんだけどなぁ。

プールから出た後は、バスで移動して歯医者さんへ。
ここも少し混んでいて、1時間ほど待たされたのですが
「2人とも」仮眠をしていたので、待ち時間は全く苦になりませんでした。
今日も麻酔をしての治療だったのですが
お医者様にもスタッフのみなさんにもすっかり慣れたさっちゃんは
「いたい」も「こわい」も言わず、もぞもぞ動くこともなく
堂々と落ち着いた様子で、治療を受けていました。
本当に、大人になったなぁ。
私がそう思った矢先、お医者さまが、さっちゃんにこう声を掛けました。

  「ちょっと、まっしゅぐ上を向いてくれるかな?」

ふはははは。
せんせぇ~。
でも、気持ちは分かりましゅ。