ここで半分お参りした。
健康や幸せを祈願しての四国八十八ヶ所参りが一番ではなく私の場合はただただ「ごめんなさい」の
思いであった。今まで生きてきて袖触れ合った人々、沢山の人を傷つけないがしろにして生きてきた。
誰かが言っていたが「人間一人の人生は誰かを傷つけて生きているものだ」と。
いつか「ごめんなさい」と謝罪の思いを行動にせねばと感じ四国八十八ヶ所巡礼をしたかった。だから
最初のお祈りの言葉は「ごめんなさい」だった。そうしなければ気が済まなかった。もちろん犯罪とかそ
ういうものではない。単純かもしれないがこれが私の巡礼への旅へ駆り立てた理由。
第44番札所 菅生山 大覚院 大寶寺
御本尊 十一面観世音菩薩
真 言 おん まか きゃろにきゃ そわか
宗 派 真言宗豊山派
開 基 明神右京・隼人