「池上梅林」に梅を見に行く。七分咲きとのこと。
『源氏物語』では
[第二段 二月十日、薫物合せ]
二月の十日、雨すこし降りて、御前近き紅梅盛りに、色も香も似るものなきほどに
、兵部卿宮渡りたまへり。御いそぎの今日明日になりにけることども、
訪らひきこえたまふ。昔より取り分きたる御仲なれば、隔てなく、
そのことかのこと、と聞こえあはせたまひて、花をめでつつおはするほどに、
前斎院よりとて、散りすきたる梅の枝につけたる御文持て参れり。
【御法】では
紫の上が桜とともに愛し、匂宮に紅梅の世話を託す場面など有名だ。
甘酒を飲みつつ本当に久しぶりに心がゆったりとした。